今まではレオパードゲッコーやミカドヤモリ、ヘビの繁殖が多かったのですが、最近ではカメレオンの累代繁殖の話も聞かれるようになりました。
これは、カメレオン達がペットとしての知名度が上がってきただけでなく、愛好家の様々な努力と試行錯誤によって彼らの飼育方法や繁殖方法が分かってきた事が挙げられます。
自宅で飼育していたカメレオンから赤ちゃんが産まれたら、驚きと感動に包まれる事でしょう。
そして、産まれてくる子達は小さいのにしっかりとカメレオンの形をして、目をクリクリと動かす様子はハートをがっちり掴んできます。
しかし、赤ちゃんカメレオンの飼育は難しい面があり、全ての子を健康に育て切るのはとても大変です。
1,ちんまり可愛い!赤ちゃんカメレオンの特徴解説!
卵から、あるいはお母さんカメレオンから出産され誕生した赤ちゃんカメレオンは、カスクもなくツルンとした頭部に大きな目、種類によりますが細い尻尾が愛くるしい見た目をしています。
我が家で誕生したペペ君の子供達は体は小さいですが、しっかりと指やフェイクグリーンに掴まったり、尻尾もクルクルと巻いていました。
また、赤ちゃんの頃は雌雄の判別は難しく、性別の違いがハッキリしているベーメカメレオンでさえメスのような見た目をしています。
赤ちゃんカメレオンはとても小さく、餌の取り方もまだまだ下手なので餌の種類や与え方も考える必要があります。
2,いっぱいお食べ!赤ちゃんカメレオンに与える餌を解説!
度々カメレオンの種類をご紹介する際に赤ちゃんカメレオンの餌についても書いてはいますが、今回は赤ちゃんカメレオンに与えられる餌をまとめてご紹介させていただきます。
種類によっては口いっぱいに開けても5mmほどしかない赤ちゃんもいるので、大きさに合わせて与えるようにしましょう。
①ヨーロッパイエコオロギ(ph)
カメレオン飼育の強い味方、コオロギの一種です。
フタホシコオロギのph(ピンヘッド)より小さくて白っぽく、動きが活発なので視認性が高い餌となります。
②フタホシコオロギ、クロコオロギph
餌に使うコオロギの仲間の中でも大型な種類で、クロコオロギはフタホシコオロギの大型個体を品種改良したものと言われています。
体色は黒く、前述したヨーロッパイエコオロギより動きが遅いので捕食しやすいというメリットがあります。
③トリニダードショウジョウバエ
短くして「トリニドショウジョウバエ」と呼ばれる事もある超小型のハエの仲間です。主に小型両生類の餌として有名で、ヤドクガエルやアデガエル(マンテラ)の仲間を飼育する時に与えられています。
ハエの仲間なので飛び回るイメージがあると思われそうですが、餌用に流通しているトリニドショウジョウバエのほとんどは飛ぶ機能を失った「ウィングレス」なので飛んで逃げるという事はありません。
入れ物もショウジョウバエ用の試験管型の物や培養キットなどがあるので開けっ放しにしなければ脱走される心配もありません。
この餌は動いたり止まったりのメリハリがあるため赤ちゃんカメレオンが興味を持って反応しやすいというメリットがあり、特に餌取りが下手な産まれたばかりの頃の初期飼料として優秀です。
④トビムシ
主に地中に生息しており、落ち葉や枯れ葉などを食べている土壌の分解者です。非常に微細な生き物で、動きも早すぎず地中に大量にいる事から「地中のプランクトン」と呼ばれています。
あまり腹持ちは良くありませんが、小さくて捕食しやすいため小型種の赤ちゃんカメレオンの餌に向いています。
⑤ワラジムシ
ワラジムシは比較的ポピュラーな餌であり、名前に虫と付きますが実際にはカニやエビに近い仲間です。
全体的な栄養価はコオロギ類に劣りますが、豊富なカルシウムが魅力です。赤ちゃんカメレオン以外にはヒメカメレオンの仲間やイロワケヤモリなどにも良い餌となります。
赤ちゃんカメレオンには産まれて日が浅いワラジムシを与えるようにしましょう。
⑥レッドローチ
レッドローチは「卵鞘」から産まれてくるのですが、産まれたばかりの赤ちゃんカメレオンにとっては大きすぎるので、赤ちゃんカメレオンがもう少し育ってから与えます。
⑦ハニーワーム
滅多に手に入りませんが、産まれて間もない超小型のハニーワームも栄養価の高い餌になります。
ハニーワームは捕食されないとすぐに繭を作ってしまうため、その度に繭を破らなければならないというデメリットがありますが、イモムシ特有の動きは視認性も高く、動きが遅いため赤ちゃんカメレオンも捕まえやすいというメリットがあります。
3,すくすく育てる!餌の与え方を解説!
赤ちゃんカメレオンは成長が早く、エボシカメレオンなどの場合は僅か3ヶ月ほどで15cmを越える事もあります。
そんな彼らは成長のために餌をモリモリ食べるのですが、ただ与えるだけでは上手く食べられなかったり栄養が不足してしまう事もあります。
①餌の虫にも必ず餌を与える事!
丸々と太った虫と痩せている虫では、食べた時に摂取できる栄養価にかなりの差があります。
少なくとも与える数日前には野菜や人工飼料、昆虫用の餌、水などをたっぷりと与えて栄養をつけるようにしましょう。
②与える時はなるべくサプリメントも添加するように!
モリモリ食べてどんどん成長する赤ちゃんカメレオンですが、吸収できる栄養価によって成長速度にかなり差が出たりします。
特に不足しがちなカルシウムやビタミンなどは健康的な成長に欠かせない栄養素なので、与える時はサプリメントを添加するのがオススメです。
ビタミンD入りは週に1〜2回ほどで良く、基本的にはカルシウムパウダーを餌の虫に軽くまぶすようにします。
③餌の与え方はバラまきがオススメ!
赤ちゃんカメレオンへの給餌にはバラまきが効率が良いです。
トビムシやレッドローチ、ワラジムシの場合は浅いバットなどに入れた方が捕食しやすいですが、コオロギやショウジョウバエを与える場合はサプリメントをまぶしたものをケージ内にバラまくようにして与えると良いです。
④餌は1日2〜3回与える事
これに関しては熱帯魚の飼育に近い感覚があります。
赤ちゃんカメレオンは代謝が高く、お腹いっぱい食べても数時間もすればまた餌を探してヨチヨチ歩き回ります。
飼育の経験上、地表性種「ヒゲコノハカメレオン」の赤ちゃんはそこまで活動的ではないですが、ベーメカメレオンの赤ちゃんは一度お腹いっぱい食べてから4〜6時間後には再び餌を探していた事があります。
⭐餌虫の量は神経質にならない事!
よくカメレオンの飼育で言われるのが、与える餌虫の数をキチッとしない事です。
これは個体差や種類、成長段階で食べる量が結構変動するカメレオンあるあるで、例えば「カメレオン1匹あたりコオロギ5匹」などとすると、この数字が目安になってしまいます。
カメレオンの方は本当はまだ食べたいのに食べられない、年を取ってあまり食事が進まないのに食べないから調子が悪いかも、という状況を招きかねません。
特に赤ちゃんカメレオンの場合は、お腹が減ってしまえば基本的に餌を捕食しにいきます。
これほど「お腹減った」というサインをくれているのに「この子は今日コオロギ6匹食べたから」などと考えてしまえのは危険です。
⭐筆者「餌代?シャレにならんよ」
筆者はベーメカメレオンの赤ちゃんを育てていた時ショウジョウバエとコオロギのphを主に与えていました。
近付くに爬虫類ショップがあったのでまだ安くて済みましたが、それでも月3000円以上かかっていました。
これはお父さんカメレオン・ペペ君の食費の倍以上で、買ってきても1週間持たない事も珍しくありませんでした。
そんな甲斐あって赤ちゃん達はすくすく育ってくれましたが、少しでも餌代を安く済ませたい方は、コオロギの卵を回収して育てるようにしましょう。
Q,赤ちゃんカメレオンが産まれてからの初給餌はいつからやれば良いの?
A,個人的には当日からがオススメです。
よく言われるのが「卵生種は翌日から、卵胎生種は2〜3日後から」で、誕生してから少し時間が経った頃がお腹の栄養も吸収しきって餌を食べるようになるとされています。
しかし、中には産まれてすぐに歩きだして舌を伸ばそうとする子も出てくるため、筆者は誕生当日から少量でも餌虫を与えた方が良いと考えています。
すぐに餌を食べれた子は成長も早く、餌をまだ受け付けない子よりは少し安心感があります。
4,意外と事故が多い!赤ちゃんカメレオンの給水を解説!
赤ちゃんカメレオンの飼育で恐らく一番気を遣うのは「給水」だと筆者は感じています。
カメレオン自体が給水が飼育のネックになっている節はありますが、赤ちゃんカメレオンの場合は親カメレオンと同じ給水方法をすると事故が起きやすいため注意が必要です。
①給水方法は霧吹きで!
赤ちゃんカメレオンは体が小さく、体温を奪われやすかったり水から上がって来られる力がないため給水は基本的に霧吹きで与えるようにします。
園芸コーナーで販売している霧吹きでも良いのですが、より細かいミストを噴射できる商品の方が水滴を作りやすく、湿度も保ち安いです。
「ジクラ ゼータスプレー」や「充電式 自動ナノスプレーガン」「蓄圧式スプレー」「マイクロンスプレー」がオススメです。
「モンスーン」などのレインシステムは赤ちゃんカメレオンにはまだ強すぎたり時間や量の調節などに時間がかかるので、霧吹きの方が筆者的には無難です。
②深い水入れはオススメできない!
筆者宅ではカメレオン飼育に「水容器+エアレーション」をよく使いますが、赤ちゃんカメレオンとヒメカメレオンだけはこのやり方はオススメできません。
例え足場を設置してあげたとしても、深い水容器では多くの赤ちゃんカメレオンが上がってくる前に溺死してしまうからです。
もし霧吹きによる給水が不安で予備の水場を作りたいと考えるのであれば、浅いウォーターディッシュに赤ちゃんカメレオンが溺れないくらいの水を入れてエアレーションで水を動かすようにしましょう。
③水滴ポタポタも効果あり!
スポイトや給水ボトルによる水滴ポタポタも赤ちゃんカメレオンの反応が良いです。
枝や葉に当たって流れる水を見ているようで、喉が渇いていれば寄ってきて飲み始めます。
5,どんな住まいが良い?赤ちゃんカメレオンのケージを解説!
赤ちゃんカメレオンは種類によって好む湿度に差がありますが、とにかく大事なのは「逃げ出せないケージ」で飼育する事です。
産まれて間もない赤ちゃんカメレオンは簡単にケージの隙間を抜けて来るほど小さいので、それに合わせたケージが必要となります。
①あまり広すぎてもダメ!
広々としたケージならストレスも少なそうな気もしますが、あまり広すぎるケージを使ってしまうと赤ちゃんカメレオンが餌を見つけにくくなったり、飼い主が彼らを探せなくなる原因になるのでケージの広さには気を付けましょう。
⭐多産の種類はケージを小分けにしよう!
エボシカメレオンやパンサーカメレオン、ジャクソンカメレオンなどの比較的多産の種類は使うケージの大きさはそのままに、何匹か小分けにして飼育するのがオススメです。
まとめて広いケージにしてしまうと相当な熟練者でもない限りは全ての赤ちゃんカメレオンに目が行き届かず、体調不良などへの気付きが遅くなってしまいます。
②最初の段階は大きなプラスチックケージや衣装ケースもオススメ!
広すぎないサイズであればプラスチックケージや衣装ケース、水槽も赤ちゃんカメレオンの飼育に使う事ができます。
この時注意したいのが「通気性」と「逃げ出せないようなレイアウト」です。
プラスチックケージの場合はフタがあるので逃げ出される事はありませんが、この3つに共通するのが「通気性の悪さ」です。
フタをしないにしろ、横からの空気の流れが悪いので熱帯魚用の小型ファンを取り付けて通気性を確保しましょう。
ちなみに筆者のオススメは「エヴァリス 水槽自動冷却ファン」です。この商品は約26℃に設定されたサーモが内蔵されているため冷やしすぎる心配なく通気性を確保できます。
また、逃げ出せないレイアウトですが、衣装ケースや水槽をレイアウトした時に流木や人工ツタをあまり高く設置せず、赤ちゃんカメレオンが背伸びしてもケージの縁やコードなどに手が届かない用にします。
③通気性や人目を避けるならメッシュorネットケージ!
カメレオンは人慣れしていない場合は他の爬虫類より人目を気にする生き物です。
これは赤ちゃんカメレオンも同じで、ジッと見つめられてしまうとかなりのストレスを受けてしまいます。
そんな彼らのためにオススメなのがメッシュケージとネットケージです。
この2種類のケージは通気性が優れているだけでなく、基本的に真正面以外は人からの視線を防いでくれます。
特に「Hyindoor 昆虫ケージメッシュ」や「ミタニ ネットケージ」は全面がメッシュやネットになっているため飼い主の熱い視線をあまり赤ちゃんカメレオン達に感じさせる事もなく、掴める場所も多いのでオススメです。
⭐メッシュケージ・ネットケージにはこのアイテムがオススメ!
通気性も良く、比較的軽くて扱いやすいこのケージはまさにカメレオン飼育にピッタリです。しかし、商品によっては底の部分もメッシュやネット素材になっていて水が垂れてしまう事があります。
これを防ぐためには大きさに合わせてケージの下部にプラスチック製靴箱や引き出し部分を敷くと水が漏れずに済みます。
また、器用な方だとアクリル板やプラスチック板を買ってきて自作する事もあります。
■赤ちゃんのうちは鳥カゴや放し飼いはNG
言うほどの事ではないと思いますが、一応注意喚起しておきます。
赤ちゃんカメレオンはとても小さいので鳥カゴ飼育や放し飼いは全くオススメできません。
種類によってはBBQ用の網すら潜り抜けてしまうほどの小ささなので、簡単に脱出してしまいます。
また、放し飼いや部屋んぽをしてしまうと探すのも難しく、気付いたら踏みつけてしまったという事故に繋がりかねません。
6,床はどうする?赤ちゃんカメレオンの床材について
ヒゲコノハカメレオンの赤ちゃんの場合は湿潤系爬虫類サンドやヤシガラを使っていましたが、カビやすいのでこまめにフンやカビを取り除いて管理していました。
ベーメカメレオンの場合は床材はキッチンペーパーやペットシーツが取り替えやすくてオススメです。
7,健やかな成長のために!照明、日光浴について解説!
親カメレオンと同じバスキングライトで良いのですが、赤ちゃんカメレオンは皮膚が親カメレオンより繊細なので、ケージから少し離して設置するのが無難です。
また、可能であれば親カメレオンの隣にケージを置いて、紫外線のおこぼれを貰う方法もあります。
良く晴れた日は日光浴も良い紫外線吸収になります。通気性と日陰のある所で様子を見ながら日光浴させます。
■熱中症に注意!
森林に生息しているカメレオンは日のあたる暑い環境を好みそうなイメージがあるかも知れませんが、意外とそういう訳でもありません。
確かに紫外線は彼らに必要不可欠なものですが、十分に日光と紫外線を浴びて代謝を高めた後は木陰に入って活動する事が多いです。
しかもカメレオンは一部の種類を除いて高温は苦手なため、飼育下ではむしろ様子を見ながら日光浴をさせないと「熱中症」になってしまう事があります。
⭐日光浴させるだけならアレもオススメ!
小さな赤ちゃんカメレオンを日光浴させる場合はメッシュケージをそのまま移動させても良いのですが、干物作り用の網カゴもオススメです。網目が小さくて赤ちゃんカメレオンも脱走できませんし、通気性も良い商品です。
8,赤ちゃんカメレオンのケージの掃除について
赤ちゃんカメレオンはたくさん餌を食べて、たくさんフンをします。これを放置してしまうと病気の原因になってしまうため、定期的な掃除が必要です。
まずは赤ちゃんカメレオンを優しく取り出し、予備のケージに移動させます。指を差し出すと前足でギュッと掴んでくれるので、焦らずゆっくり移動させましょう。
次に人工ツタやフェイクグリーン、観葉植物を取り出します。このレイアウトアクセサリーもフンなどで汚れている事が多いので、水やお湯で洗って汚れを落とすようにします。
ケージ内の掃除ですが、敷いていたペットシーツやキッチンペーパーを取り除き、水洗いします。この後、爬虫類用の除菌消臭スプレーをケージに噴霧してしっかり除菌する事も大事です。
9,ちんまり可愛い!赤ちゃんの可愛い瞬間について
赤ちゃんカメレオンのお世話や仕草の観察はショップで働いている方かご自宅での繁殖に成功した方だけが味わう事ができるもので、それ以外は写真くらいでしか分からないのが歯痒い所です。
①産まれて数日しか見られない「爪カバー」!
卵生でも卵胎生でも産まれたばかりの赤ちゃんカメレオンの爪には白っぽいものが付いています。
これは通称「爪カバー」と呼ばれており、白っぽい膜のような物が赤ちゃんカメレオンの繊細な爪を守っています。
②誕生直後にしか見られない「卵歯」!
カメレオンなどの爬虫類の卵は孵化が近付くと卵の表面に水分が滲み出てくるようになります。
そしてついに孵化当日になると、鼻先にある「卵歯」を使って卵の殻を切り裂いて産まれてくるのです。
③赤ちゃんワチャワチャ!
動き回れるようになった赤ちゃんカメレオンは餌を求めてチョコチョコと移動します。
そしてバスキングをする時は兄弟達と1ヶ所に集まってワチャワチャします。
④あどけない「捕食」!
カメレオンといえば、長い舌を瞬時に伸ばして獲物を捕食するのが代名詞ですが、赤ちゃんカメレオンも体は小さくても頑張って舌を伸ばします。
しかし、親カメレオンのように上手く捕食できず目測を誤ったり、餌虫に乗られたりしてアワアワしている事もあります。
⑤クルクルの「尻尾」!
ヒゲコノハカメレオンの場合は尻尾を巻けませんが、ベーメカメレオンなどの樹上性の種類であれば赤ちゃんカメレオンも尻尾をクルクルと巻く事ができます。
親カメレオンのようなボリューム感はありませんが、どこか繊細でスベスベした質感のある小さなクルクルは赤ちゃんの時期特有の可愛さです。
⑥ドキドキの「ファーストシェッド」!
「ファーストシェッド」とは「初めての脱皮」の事で、赤ちゃんカメレオンも飼い主もドキドキの瞬間です。
大人のカメレオンは体の一部分だけ脱皮をする事もありますが、赤ちゃんカメレオンや若いカメレオンは場合は全身を脱皮します。
この脱皮は成長のためや角質を脱ぐ事で体表を清潔に保つ働きがあると言われています。
赤ちゃんカメレオンの初めての脱皮がキレイに剥けるかどうかのワクワクドキドキ感は授業参観に似たものがあります。
⑦小さな「手」とつぶらな「瞳」!
赤ちゃんの頃はしっかりした握力のある手も小さく、目も大きく見えます。
まとめ
今回は赤ちゃんカメレオンの餌や飼育方法について皆様にご紹介させていただきました。
繁殖させるという事は、産まれる全ての赤ちゃんカメレオンを育てる個体を決意しているハズなので繁殖の危険性については特に触れていません。
しかし、赤ちゃんカメレオンはとても繊細ですので餌の与え方、餌の種類やサイズ、掃除やケージ選びはとても大切な事になるので妥協しないようにしましょう。
それさえできれば、爬虫類初心者でもカメレオンの赤ちゃんを育てる事ができるのです。
また、赤ちゃんカメレオンがすくすくと育つ様子は素晴らしい思い出になります。
最初は極小サイズのメスのような姿だった赤ちゃんカメレオンが徐々に大きく育ち、メスはメスを特徴、オスはオスの特徴が出てくる様子を観察できます。
特にベーメカメレオンなどの角がある種類は、オスだと鼻先から少しずつ角が伸びていくため、どんな角に育つかワクワクが止まりません。