皆様おはこんばんにちは🦎カメレオン暮らしのあおいです。
今回は、デイゲッコー(Phelsuma属)の食事について、とことん掘り下げてご紹介します!
デイゲッコーといえば、あの電撃のような発色が目を引く昼行性のヤモリですよね。ぺぺ君(カメレオン)のお世話をしながら、我が家ではPhelsuma属の小さな子たちも観察してきましたが、「何を食べるの?」「CGDフードって必要?」という質問を本当によくいただきます。
結論からお伝えすると、デイゲッコーは昆虫食+果実食の雑食性で、CGDフードを主食(7割)・昆虫を補食(3割)にするのがもっともバランスが取りやすいと言われています。この基本さえ押さえれば、初心者の方でも安心して食事管理ができますよ🍀
本記事では、デイゲッコーの食事完全ガイドとして、CGDフードの選び方・フルーツの与え方・昆虫給餌のコツ・カルシウムダスティング・種別の調整ポイントまでを網羅的に解説していきます。ぜひ最後までお読みください!
📝 この記事でわかること
- デイゲッコー(Phelsuma属)の食性と栄養バランスの目安
- CGDフード(Crested Gecko Diet)の選び方と活用法
- 与えていいフルーツ・NG食材の具体的な一覧
- 昆虫給餌のコツとカルシウムダスティングの正しいやり方
- klemmeri・standingi・laticaudaなど種別の食事の微調整ポイント
デイゲッコーはどんなものを食べる?食性の基本を知ろう🌿
デイゲッコー(Phelsuma属)は、マダガスカル島やインド洋の島々を原産とする昼行性のヤモリたちです。自然界では昆虫・クモなどの小型節足動物と、花の蜜・熟した果実・木の樹液を主に食べて生きています。つまり、純粋な昆虫食ではなく、甘い果実系の食物も大切な栄養源になっているんですね。
この「昆虫食+果実食」という食性は、同じヤモリのレオパードゲッコーやニシアフとは大きく異なる点です。レオパは昆虫食に特化しているのに対して、デイゲッコーは多様なものを食べられるぶん、栄養バランスを考えた給餌が重要になってきます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 属名 | Phelsuma(フェルスーマ) |
| 食性タイプ | 雑食性(昆虫食+果実食) |
| 自然界での主食 | 昆虫・クモ・花蜜・熟果実・樹液 |
| 飼育下での主食 | CGDフード(7割)+昆虫(3割)が目安 |
| 水分補給 | ガラス面の水滴を舐める(霧吹き必須) |
飼育下では自然界まったく同じ食事を再現するのは難しいですが、CGDフード(クレステッドゲッコーダイエット)という総合栄養フードが、その「果実+栄養素」を上手く補ってくれます。これがデイゲッコー飼育者にとっての大きな味方です。
CGDフード(Crested Gecko Diet)の選び方と与え方🍯
CGDフードは、もともとクレステッドゲッコー(オウカンミカドヤモリ)向けに開発された総合栄養フードです。しかし、同じく果実食傾向を持つPhelsuma属にも非常に相性が良いことが広く知られており、デイゲッコー飼育者の間でも主食として定着しています。
CGDフードの主要ブランドと特徴
市場にはいくつかのブランドが存在します。代表的なものを見てみましょう。
| ブランド | 特徴・フレーバー | デイゲッコーへの向き不向き |
|---|---|---|
| Pangea(パンゲア) | フルーツミックス・イチジク&昆虫など多種 | ◎ デイゲッコーへの実績が豊富 |
| Repashy(レパシー) | MRP(ミールリプレイスメント)シリーズ | ○ 昆虫タンパク含有タイプも選べる |
| Gecko Day(ゲッコーデイ) | デイゲッコー専用に調整 | ◎ 名前の通りPhelsuma向けに特化 |
| Black Panther Zoological | バナナ・マンゴー系 | ○ 食いつきが良いと評判 |
CGDフードの与え方(手順)
CGDフードはパウダー状のものが多く、水で溶いてペースト状にして与えます。
ポイント:「水:CGDパウダー = 2:1」が基本の割合。ヨーグルト程度のとろみを目安に
溶いたペーストを小さな容器(ボトルキャップや専用フィーダーカップ)に入れて、ケージ内の壁面やコルク板などにテープや粘着剤でくっつけるとよいでしょう。デイゲッコーは垂直な面を好むため、床置きではなく壁面設置が食いつきをよくするコツです。
溶いたCGDは冷蔵庫で保存できますが、24〜48時間以内に使い切るのが目安です。常温放置は腐敗や菌の繁殖につながるため注意してください。
フルーツの与え方|バナナ・マンゴー・パパイヤ・イチジクなど🍌🥭
デイゲッコーはフルーツが大好きです。CGDフードがメインですが、生のフルーツを与えることで食への興味を引き出したり、水分補給にも役立てることができます。我が家でも観察を兼ねて試したことがありますが、完熟バナナの甘い香りには特によく反応していました。
与えてOKなフルーツ
| フルーツ | 与え方のコツ | 頻度の目安 |
|---|---|---|
| 🍌 バナナ | 完熟したものをつぶしてペースト状に | 週1〜2回 |
| 🥭 マンゴー | 種を除いて小さくカットまたはすりつぶす | 週1〜2回 |
| 🫒 パパイヤ | 種を除きすりつぶして。消化酵素が豊富 | 週1〜2回 |
| 🍈 イチジク(無花果) | カルシウムも豊富。生・乾燥どちらも可 | 週1〜2回 |
| 🍓 イチゴ | 糖分が高めなので少量に | 週1回以下 |
フルーツはあくまでも補助食・おやつ的な位置づけで与えましょう。与えすぎると糖分過多になり、肥満や下痢の原因になることもあると言われています。CGDフードがメインであることを忘れずに。
⛔ デイゲッコーに与えてはいけない食材
フルーツは何でもOKではありません。以下の食材は絶対に与えてはいけないNGリストです。
| NG食材 | 理由 |
|---|---|
| 🍋 柑橘系(レモン・オレンジ・グレープフルーツ等) | 酸が強く消化器系に負担。食欲不振の原因にも |
| 🥑 アボカド | ペルシンという成分が爬虫類に中毒性あり。絶対禁止 |
| 🍇 ブドウ(大量) | 大量摂取での腎障害リスクが報告されている |
| 🧅 ネギ・タマネギ類 | 有機硫黄化合物が血液障害につながる |
| 加工食品・甘味料入り食品 | 人工甘味料・保存料は消化器に有害 |
昆虫の与え方|コオロギ・ショウジョウバエのサイズと頻度🦗
CGDフードが主食とはいえ、昆虫を与えることはデイゲッコーの食への刺激・タンパク補給・ハンティング本能の充足という点で非常に重要です。週2〜3回程度、補食として与えることが推奨されています。
サイズ選びが命!デイゲッコーへの昆虫サイズ基準
デイゲッコーは比較的小さなヤモリが多いため、昆虫のサイズ選びが特に大切です。口の横幅より大きな昆虫は与えないことが鉄則とされています。大きすぎると飲み込めないだけでなく、昆虫が噛み返してケガをすることもあります。
| 昆虫の種類 | 対象の個体 | 推奨サイズ |
|---|---|---|
| コオロギ(ヨーロッパイエコオロギ等) | 成体・亜成体 | SS〜Sサイズ(1cm以下) |
| コオロギ | 幼体・小型種 | SSサイズ(5mm以下) |
| ショウジョウバエ(キイロショウジョウバエ) | 幼体・klemmeri等小型種 | 市販の飛べない品種を使用 |
| ショウジョウバエ(クロショウジョウバエ) | 幼体全般・超小型種 | キイロより小型(2mm前後) |
| ワックスモス幼虫(ハニーワーム) | 拒食時・栄養補給 | 小さめのもの・たまに与える程度 |
ショウジョウバエの重要性
特にPhelsuma klemmeri(クレメリーデイゲッコー)などの小型種や、孵化後の幼体にはショウジョウバエが主要な昆虫食餌になります。市販されている飛べない品種(flightless)を選ぶと、ケージ内での管理がしやすくなります。
カルシウムダスティング|昆虫給餌には必ず実施しよう🦴
デイゲッコーにとって、カルシウムは骨格形成・卵形成・神経機能に欠かせないミネラルです。昆虫だけを与え続けると、どうしてもカルシウムが不足しがちになり、代謝性骨疾患(MBD)のリスクが高まると言われています。
ダスティングの正しいやり方
ダスティングとは、昆虫にカルシウムパウダーをまぶしてから与える方法です。
手順:
1. コオロギ等の昆虫をジップロックや小袋に入れる
2. カルシウムパウダーをひとつまみ加える
3. 袋をやさしく振って全体にまぶす
4. 粉が均等についたらケージに入れて給餌
CGDフードを主食にしている場合、CGD自体にカルシウムや各種ビタミンが含まれているため、ダスティングは昆虫給餌時のみでOKです。CGDフードにまでダスティングしてしまうと過剰摂取になる可能性があるため、注意してください。
また、カルシウムにはビタミンD3添加のものと無添加のものがあります。デイゲッコーは昼行性でUVBライトを必要とする種も多く、ライトでビタミンD3を自力生産できる環境ではビタミンD3添加なし(プレーン)のカルシウムを、ライト管理が十分でない場合はD3添加ありを選ぶのが一般的と言われています。
詳しいカルシウム・サプリの選び方はカルシウムサプリ完全ガイドもあわせてご覧ください🦎
給餌頻度と量|成体・幼体別の目安📅
「どのくらいの頻度で、どのくらいの量を与えればいいの?」というのはデイゲッコーを飼い始めた方が必ずぶつかる疑問です。ぺぺ君(カメレオン)の給餌管理を日々やっている私の感覚では、まず「食べ残しがないか」「体型が変わっていないか」をこまめにチェックすることが何より大事だと感じています。
| ステージ | CGDフード | 昆虫 | フルーツ |
|---|---|---|---|
| 幼体(生後〜6ヶ月) | 毎日少量(常時設置) | 週3〜4回・SS〜Sサイズ2〜3匹 | 週1回以下(少量のみ) |
| 亜成体(6ヶ月〜1年) | 1日おき〜毎日 | 週2〜3回・S〜Mサイズ3〜5匹 | 週1〜2回 |
| 成体(1年以上) | 1日おき(食べ残し確認) | 週2〜3回・SSサイズ2〜4匹 | 週1〜2回 |
CGDフードは「常時設置」が基本スタイルです。デイゲッコーは食べたいときに食べるので、ケージ内に置いておき、翌日確認して半分以上食べていればOKというイメージです。食べ残したCGDは24〜48時間で撤去して新しいものと入れ替えましょう。腐敗したものを食べると体調不良の原因になります。
種別の食事微調整|klemmeri・standingi・laticaudaなど🦎
Phelsuma属は種類によってサイズも生態も異なります。種ごとの体格・活動量に合わせて食事内容を微調整することが、長期飼育の鍵になります。
| 種名 | 体長目安 | 食事の特徴・注意点 |
|---|---|---|
| P. klemmeri(クレメリー) | 約8〜10cm | 超小型。昆虫はショウジョウバエのみ。CGDは微量に。 |
| P. laticauda(ゴールダスト) | 約12〜15cm | 中型。SSコオロギ可。花蜜嗜好強く甘めCGDが好評。 |
| P. standingi(スタンディング) | 約35〜45cm | 大型。SサイズコオロギOK。果実量多くてもOK。 |
| P. grandis(ジャイアント) | 約25〜30cm | 大型。Sコオロギ可。昆虫比率をやや高めでもOK。 |
| P. quadriocellata(クアドリ) | 約12〜15cm | 中型。CGD主食で安定。昆虫はSSが適サイズ。 |
klemmeriのような超小型種は、大きな昆虫を入れてしまうと逆に怯えたり、ケージ内で昆虫に噛まれるリスクがあります。ショウジョウバエ(飛べない品種)を使い、絶対にサイズオーバーの昆虫を入れないよう注意しましょう。
詳しいklemmeriの飼育についてはPhelsuma klemmeri完全飼育ガイドで解説していますのでぜひご参考に🌿
スタンディングデイゲッコーの飼い方全般についてはスタンディングデイゲッコー飼育ガイドを、ジャイアントデイゲッコーについてはジャイアントデイゲッコー飼育ガイドもご覧ください🦎
水分補給の方法|霧吹きと水入れの使い方💧
デイゲッコーは水を皿から直接飲むよりも、ガラスや葉に付いた水滴を舐めることで水分を摂る習性があります。カメレオンのぺぺ君も同じで、最初にケージにウォーターボウルを置いたとき「使ってくれるかな?」と思ったのですが、案外葉についた霧のほうが好きなんですよね(笑)。
霧吹きの頻度と方法
朝・夕の1日2回、ケージ内のガラス面や植物の葉に向けて霧吹きを行いましょう。水はミネラルウォーターより水道水を一晩汲み置きしたものが使いやすいとされています(カルキが抜けるため)。
目安:「ガラスに水滴が均一につく程度」が適量。ビシャビシャにしすぎるとカビの温床に
水入れを置く場合
中型〜大型種(standingi・grandis等)では浅めの水入れを設置するのも良い選択肢です。ただし、水入れに溺れないよう浅いものを選ぶこと、毎日新鮮な水に交換することが前提になります。幼体はほぼ霧吹きのみで十分と言われています。
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- スタンディングデイゲッコーの飼い方 ── 大型Phelsuma属の食事・ケージ設定を解説
- ジャイアントデイゲッコーの飼い方 ── 存在感抜群の大型種の飼育バイブル
- クレステッドゲッコーの食事ガイド ── CGDフードはもともとクレスのための食事。比較して読むと理解が深まります
- 爬虫類のガットローディングガイド ── 昆虫の栄養価をさらに高めるガットローディングの方法
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CGDフード(Crested Gecko Diet)
デイゲッコーの主食。フルーツ風味のものが食いつき良し
コオロギ(SSサイズ)
週2〜3回の補食用。ダスティングして与えよう
爬虫類用カルシウムパウダー
昆虫給餌前に必ずまぶすこと。MBD予防に必須
ショウジョウバエ(爬虫類用)
klemmeri等の小型種に最適。飛べない品種を選ぼう
※ 価格は変動します。最新情報はリンク先でご確認ください
よくある質問(FAQ)🙋
Q1. CGDフードだけで飼育できますか?昆虫は必ず与えなければいけませんか?
CGDフードのみでも飼育できるケースはあると言われていますが、昆虫を与えることでタンパク質・微量栄養素・ハンティング本能の充足という面でメリットが大きいとされています。特に幼体や繁殖を考えている個体には積極的に昆虫を補食させることをおすすめします。成体の場合でも週2〜3回程度は与えてあげると、活性も上がりやすいです。
Q2. バナナやマンゴーを直接与えていいですか?
はい、与えて大丈夫です。ただしあくまでも補食・おやつ程度の位置づけにしましょう。農薬が気になる場合は皮を剥いて果肉のみを少量与えてください。また、糖分が高いフルーツの食べすぎは肥満につながることもありますので、週1〜2回程度にとどめるのが無難です。
Q3. コオロギを与えるとき、ケージの中に放すのはNG?
推奨されていません。コオロギをケージ内に放すと、食べ残したコオロギがデイゲッコーを噛んだり、ストレスを与えたりするリスク















