皆様おはこんばんにちは🦎カメレオン暮らしのあおいです。今日は普段カメレオンを愛でている私が、ふと「水の中で長い首をひゅるりと伸ばしている子も愛らしいんだよなぁ」と思い出して書き始めた一本になります。テーマはオーストラリアヘビクビガメ(Chelodina longicollis)、別名イースタン・ロングネックタートルです。
体長の半分ほどもある長い首を、頭を引っ込めるとき横にスッと折りたたむ、いわゆる「横首類(Pleurodira)」の代表選手。日本でも比較的安定して流通していて、お値段もリクガメ系より控えめなので「ちょっと変わった水棲ガメを家族に迎えたい」という方からの問い合わせが、最近じわじわと増えている印象です。
とはいえ「飼いやすい」とよく言われる一方で、水質管理を怠るとあっという間に体調を崩しやすいのもまた事実。今日はそのあたりも含めて、迎える前から知っておいてほしいことを、私の体感も交えながらじっくりお話ししていきますね。
📝 この記事でわかること
- オーストラリアヘビクビガメの基本データと生態(横首類とは何か)
- 水槽サイズ・水温・水質といった飼育環境の組み方
- 長い首ならではのケアと注意点(首の擦り傷・脱臼予防)
- 餌の種類と頻度、与える時のコツ
- 独特な防御行動「臭い液体」の正体と対処
- 陸ガメ・他の水棲ガメとの違いと選び方のヒント
- よくあるトラブルと予防策、Q&A
📌 法規制について
本記事の内容は2026年5月時点の情報です。輸入・販売規制は変更される可能性があるため、最新情報は環境省等の公式サイトでご確認ください。オーストラリアヘビクビガメは現時点でCITES(ワシントン条約)の対象外ですが、輸入元の事情で流通量が変動することがあります。
オーストラリアヘビクビガメってどんなカメ?基本データ
まず最初にざっくりとした基本情報から押さえていきましょう。学名は Chelodina longicollis、英名は Eastern Long-necked Turtle、Common Long-necked Turtle などと呼ばれます。「longicollis」はラテン語で「長い首」という意味で、まさにそのまんまのネーミングですね。
分類でいうとヘビクビガメ科(Chelidae)の中の一種で、首を引っ込める時に頭を真っ直ぐ後ろに引くのではなく、首を横にS字に折りたたんで甲羅の隙間に収納するのが大きな特徴。これがいわゆる「横首類(Pleurodira)」の名前の由来でもあります。
基本データ一覧表
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学名 | Chelodina longicollis |
| 英名 | Eastern Long-necked Turtle |
| 分類 | 爬虫綱 カメ目 ヘビクビガメ科 ヘビクビガメ属 |
| 原産地 | オーストラリア東部〜南東部の湿地・池・小川 |
| 甲長(成体) | およそ20〜30cm |
| 首の長さ | 体長の半分前後(伸ばすと甲長と同じくらいに見える) |
| 寿命 | 飼育下で20〜30年(条件次第でそれ以上の例も) |
| 水温 | 22〜26℃前後 |
| バスキングスポット | 30〜32℃前後 |
| 水質 | 弱酸性〜中性(pH 6.5〜7.2あたり) |
| 食性 | 完全肉食(小魚・エビ・水生昆虫・冷凍餌など) |
| 飼育難易度 | 中(水質管理がカギ) |
| CITES | 対象外(流通は安定) |
名前の通り「首がヘビみたい」
初めて実物を見ると、ほとんどの人が「えっ、何この首!」とまず驚きます。体長の半分以上もある細長い首をぬるーっと水中で伸ばし、目だけを水面に出して呼吸する姿はちょっとシュール。ヘビと聞いてビクッとする方も多いですが、毒は一切ありませんのでご安心を。
横首類(Pleurodira)という分類
世界のカメは大きく分けると「曲頸亜目(横首類)」と「潜頸亜目(縦首類)」の二つになります。私たちが普段イメージする日本のクサガメやイシガメ、それから外国のリクガメたちはみんな後者の縦首類。首をまっすぐ後ろに引っ込めますよね。
一方で、オーストラリアヘビクビガメをはじめとするヘビクビガメ科やナンベイヘビクビガメ科のメンバーは横首類で、首が長すぎて真っ直ぐ引っ込められないため、横向きに折りたたんで甲羅の縁に沿わせる独自の収納方法を進化させました。この収納の様子だけでも一見の価値があります。
原産地と生態:オーストラリアの湿地の住人
続いて、生息地と暮らしぶりについて。本種の主な分布はオーストラリア東部から南東部にかけての低地で、ニューサウスウェールズ州、ビクトリア州、クイーンズランド州南部あたりの池・湿地・ゆるやかな川・農業用水路などに広く生息しています。
「流れがゆるい・水深が浅い」を好む
本種が好む環境を一言で言うと「ぬるい泥沼〜ゆっくりした川の浅瀬」。激しい流れには向いておらず、水草や倒木が沈んだ淀みのような場所で、底を歩きながら獲物を探すスタイルが基本です。
水深はだいたい30cm〜1m程度のところによくいて、水面に長い首を伸ばして空気を吸い、また沈んでひそひそと獲物を待つ……という暮らし。日本の池に置き換えて想像してみると、メダカやエビが住むちょっとした農業用ため池みたいなイメージに近いかなと思います。
降水量に応じて陸上を歩く
面白いのが、オーストラリアでは降水量に応じて頻繁に陸上を移動すること。雨季には水場と水場の間を歩いて渡り、乾季には乾燥に強い体質を生かして「夏眠」のように泥の中でじっとしていることもあると言われています。
つまり完全な水中生活者ではなく、いざとなれば陸を歩く力もある半水棲種。飼育の上でも「水だけあれば良い」ではなく、しっかり登れて休めるバスキングスポットを用意してあげることが重要になります。
飼育環境の組み方:水槽・水温・レイアウト
ここから本題の飼育環境の話です。先に結論からお伝えすると、成体までを見据えるなら90cm水槽クラス、最低でも60cm水槽からのスタートを強くおすすめします。長い首をしっかり伸ばして泳げる広さが必要だからです。
水槽サイズの目安
| 体の大きさ | 推奨水槽サイズ | 水深の目安 |
|---|---|---|
| 幼体(甲長5〜10cm) | 45〜60cm水槽 | 15〜20cm |
| 亜成体(10〜18cm) | 60〜90cm水槽 | 25〜30cm |
| 成体(20〜30cm) | 90〜120cm水槽 | 30〜40cm |
幼体のうちは小さい水槽でも構いませんが、成長スピードは個体差があり3〜4年で甲長20cmを超える例もあるので、最初から大きめの水槽を用意しておくと買い替えコストが浮きます。私の知人は「2年で90cmが手狭になりました……」と苦笑いしていました。
水温管理:冬は必ずヒーターを
適水温は22〜26℃。日本の真夏なら無加温でも乗り切れますが、それ以外の季節は必ず水中ヒーターを使いましょう。サーモスタット連動式が安心です。
逆に夏場は30℃を超えると食欲が落ちる・水質が悪化しやすいので要注意。冷却ファンや部屋自体のエアコンで26℃前後に維持してあげると、本種にとってもストレスが少なくなります。
バスキングスポットの作り方
水棲ガメではあるものの、本種は陸に上がって日光浴をする時間を必ず必要とします。これを怠ると甲羅干しができず、皮膚病や甲羅トラブルの引き金になりやすいんです。
市販の浮島(カメの島)や、岩を組んで作った陸地で構いません。ポイントは以下の3つです。
ポイント:
1. 体全体が水から出せる広さ(甲羅の1.5倍以上)
2. 滑らずによじ登れる傾斜(メッシュや人工水草でグリップを)
3. バスキングランプの真下にして表面温度30〜32℃に
UVBライト(紫外線)は必須
水棲ガメ全般に言える話ですが、UVB(紫外線B波)を照射しないとカルシウム代謝に必要なビタミンD3を体内で合成できません。これを軽視すると「クル病」「甲羅の変形」「骨折」など重大なトラブルにつながりかねないのが本当に怖いところ。
本種の場合、原産地の日照は強い方なので、爬虫類用のUVB 5.0〜8.0クラスのライトを毎日10〜12時間照射するのが目安です。バスキングランプ(保温球)と紫外線ライトはまったく別物なので、必ず両方用意してくださいね。
水質管理:本種の最重要ポイント
個人的に、オーストラリアヘビクビガメの飼育で最も大事だと考えているのが水質管理です。長い首の皮膚は柔らかく傷つきやすいうえ、水が汚れると皮膚病や眼病に直結します。「水だけ綺麗ならOK」ではなく、温度・pH・アンモニア・亜硝酸まで含めて整える発想が必要です。
pH:弱酸性〜中性をキープ
本種の好む水質はpH 6.5〜7.2あたりの弱酸性〜中性。アルカリに傾きすぎると皮膚や粘膜にダメージが入りやすい印象があります。日本の水道水はだいたい中性〜弱アルカリくらいですので、ヤシガラ系のソイルやマジックリーフ(インドアーモンドの葉)を少量入れて、ほんのり弱酸性に寄せるとちょうど良い塩梅になります。
ろ過装置の選び方
水棲ガメは大食漢で、消化が早く、ウンチ量も多い。フィルターはアクアリウム用の中でも「ワンランク上の容量」を選ぶのがコツです。
| フィルタータイプ | 特徴 | 向き不向き |
|---|---|---|
| 外部式フィルター | 大容量、ろ材自由度高い、静音 | ○ 一番おすすめ |
| 上部式フィルター | メンテ簡単、安価、水位下げてもOK | ○ 水深浅め飼育に向く |
| 投げ込み式 | 非常用としては可 | △ メイン不可 |
| 外掛け式 | 設置簡単、能力は中程度 | △ 幼体期のみ |
個人的には、外部式フィルターをメインにしつつ、サブで上部式や外掛け式を併用するのが安心パターン。エアレーションを兼ねた投げ込み式を入れておくと、停電時のバックアップにもなります。
水換え頻度
ろ過装置をしっかり組んでいても、水棲ガメは汚しが激しいので週1回、1/3〜1/2量の換水がスタンダードです。気温が高い夏や、餌量が多い時期は週2回でも良いくらい。
水道水を使う場合は必ずカルキ抜き(中和剤)で塩素を除いてから入れること。塩素は粘膜や眼を刺激する原因になるそうです。ぬるま湯(25℃前後)で換水すると、温度ショックも避けられて一石二鳥ですね。
餌の与え方:完全肉食ベース
本種は完全肉食。野生では小魚・オタマジャクシ・水生昆虫・甲殻類・両生類などを丸呑みにしています。飼育下でもこの嗜好に合わせて動物質メインで組み立てます。
主食ローテーション例
| 餌の種類 | 特徴 | 頻度 |
|---|---|---|
| 小赤・メダカ(生餌) | 食欲スイッチON、運動量UP | 週1〜2回 |
| 冷凍ワカサギ | 扱いやすく栄養バランス◎ | 週1〜2回 |
| 冷凍エビ・冷凍アカムシ | 甲殻類の嗜好性高い、幼体に最適 | 週1〜2回 |
| 水棲ガメ用人工飼料 | 栄養設計済み、便利 | 週2〜3回 |
| コオロギ・ミルワーム | 陸上での反応も良い | 時々おやつとして |
餌の量と頻度の目安
- 幼体(甲長10cm未満):毎日〜1日おき、頭の大きさ程度の量
- 亜成体:2日に1回、満腹の8割程度
- 成体:週2〜3回、軽く満腹になる程度
「いつもガツガツ食べるからもっとあげよう」は要注意。本種はかなりの大食漢で、与えれば与えるだけ食べてしまうタイプです。肥満は肝機能低下や寿命短縮につながりやすいため、痩せすぎず太らせず、メリハリのある給餌をしましょう。
給餌のコツ:別容器が断然おすすめ
水槽内で直接餌を与えてしまうと、食べカスが沈殿して水質悪化の原因になります。そこで私のおすすめは「給餌バケツ」方式。プラケースや浅いトロ箱にメインの水と同温の水を入れ、餌を入れて10〜20分ほどそこで食事させてから水槽に戻すというものです。
水槽そのものの水質悪化が劇的に減りますし、食欲もチェックできて一石二鳥。ぺぺ君のように木の上で食べる子と違って、水の中なので人工飼料が散らばりやすいんですよね。
長い首ならではのケアと注意点
本種の最大のチャームポイントである「長い首」。これは飼育上の最大の弱点でもあることを覚えておきましょう。私が今までに見聞きしたトラブルの多くは、この首まわりに集中しています。
レイアウト:尖った装飾は避ける
長い首をぐにゃぐにゃ動かしながら獲物を追うため、水槽内に鋭利な角の流木・石・装飾品を入れると擦り傷を負いやすくなります。流木は角を丸めたものや、表面を軽くサンドペーパーで処理したものが安心です。
また、隙間に首を突っ込んで抜けなくなる事故も時々耳にします。岩の組み方は「首が確実に通り抜けられるサイズ」または「絶対に首が入らない隙間」のどちらかに振り切ったレイアウトを心がけましょう。
多頭飼育の首ケンカ
本種は基本的に単独飼育を推奨します。複数飼育すると、餌の取り合いで他個体の首に噛みつく事故が起きやすいです。首を噛まれて感染症 → 衰弱というパターンは、海外の飼育レポートでもよく報告されているそう。
どうしても複数飼いたい場合は、最低でも120cm以上の水槽+十分な隠れ家を用意し、給餌は必ず別容器で個別に。
持ち方の注意
持ち上げる時は甲羅の両側(腋下)をしっかり支えるのが基本。長い首がブラブラ揺れないよう、もう片方の手をそっと添えてあげると安心です。決して首だけを持ったり、首を引っ張ったりしないでくださいね。
独特な防御行動「臭い液体」の正体
本種にはちょっとした「特殊技」があります。それは捕食者から身を守るために、首付近の臭腺から強い臭いの液体を分泌すること。これが英語圏でも “stinker” というあだ名で呼ばれる所以です。
臭いの種類と発動条件
例えるなら「ザリガニの古い水+ニンニク+プロテイン」を混ぜたような、なかなかパンチのある匂いです。発動する典型的なシーンは以下の通り。
合言葉:「驚かさない・追い詰めない・優しく扱う」
- 急に持ち上げられた時
- 水から出されて気が動転した時
- 他の生体や子供に追い回された時
- 引っ越し・水換え時の強いストレス
対処:基本は「驚かさない」
分泌物そのものに毒性はありませんが、人が嗅ぐとなかなかキツい。手についた場合は石鹸+ぬるま湯で速やかに洗えば落ちます。毎日のメンテで丁寧に扱えば、ほとんど発動することなく暮らせるので、過剰に怖がる必要はありません。
カメレオンとの違い:環境の組み方が真逆
当ブログ的に必ず触れたいのが、カメレオン飼育との比較。同じ爬虫類ですが、必要な設備も世話の感覚もまるで違います。
| 項目 | オーストラリアヘビクビガメ | カメレオン(ベーメなど) |
|---|---|---|
| 主な生息環境 | 水中(湿地) | 樹上(森林) |
| ケージ形状 | 横長水槽 | 縦長メッシュケージ |
| 食性 | 完全肉食(魚・虫) | 主に昆虫 |
| 給水 | 水中で常時OK | 霧吹きで葉から飲む |
| 日々のメインケア | 水質・水換え | 湿度・霧吹き・餌の差し出し |
| 寿命 | 20〜30年 | 5〜7年程度 |
ざっくり言うと「カメレオンが空中型、ヘビクビガメは水中型」。長く付き合うペットとしてはヘビクビガメの方が圧倒的に寿命が長く、お子さんの幼少期から成人まで一緒に過ごせるレベルです。
個人的には「カメレオン1匹+水棲ガメ1匹」というハイブリッド飼育者の方も知っていて、ぺぺ君の隣の棚にヘビクビガメの水槽……というお部屋を見せてもらった時はものすごく癒されました🦎🐢
健康管理と病気予防
長生きしてもらうために、よくあるトラブルと予防策をまとめておきます。早期発見・早期対応が水棲ガメの命を守る合言葉です。
甲羅ぐされ(シェルロット)
水質悪化や栄養不足、紫外線不足が重なると甲羅にカビ状の白斑が現れ、放っておくと骨まで侵されます。水換え頻度UP・UVB点灯時間の見直し・乾燥バスキングでほぼ予防できます。重症化した場合は早めに爬虫類対応の動物病院へ。
皮膚病・首の傷
長い首は柔らかく、レイアウトの角や他個体に擦れて傷つきがち。傷から雑菌が入って腫れ・膿瘍につながると治療に時間がかかります。鋭利物の排除と、こまめな観察が大事。
目の腫れ・閉眼
ビタミンA不足や水質悪化のサイン。両目が腫れて開けにくそう、白く濁る、まばたきが多い……と感じたら即刻、水換え+給餌内容の見直し+必要なら通院を。
誤飲事故
底砂利を細かいタイプにしてしまうと、餌と一緒に飲み込んで腸閉塞を起こすことがあります。底床は「飲み込めない大きさの大磯」または「ベアタンク(底床なし)」がいちばん安全です。
定期チェックリスト
| 頻度 | 確認項目 |
|---|---|
| 毎日 | 食欲・動き・甲羅干しの様子・水温 |
| 週1 | 水換え・pH・首と甲羅のチェック・体重測定 |
| 月1 | フィルターのメンテ・UVB照射時間・温度計校正 |
| 半年1 | UVBランプ交換・蛍光灯のチェック |
| 年1 | 爬虫類対応の動物病院で健康診断 |
繁殖と冬眠(参考まで)
本格的に繁殖を狙う方は少ないかもしれませんが、生態理解の一環として軽くご紹介しておきます。
性成熟
性成熟まで5〜10年と長め。オスはメスより尾が長く、総排泄孔の位置が甲羅の縁より外側にある傾向があります。判別は確実ではないので、断定する時は爬虫類専門ショップやブリーダーに相談すると安心です。
冬の管理(クーリング)
本種は完全な冬眠ではなく「クーリング(低温休眠)」を行うことがあります。原産地でも気温が下がるとほとんど活動を止めるとのこと。日本で飼育する場合は、健康な成体に対して18〜20℃程度に水温を落として給餌量を減らす「軽いクーリング」を試す方が多いです。
ただし幼体や体調不良の個体は絶対に低温に晒さないこと。冬は通常通り26℃前後をキープし、繁殖を狙わないのであれば冬眠めいたことを無理に行う必要はありません。
飼育に必要なもの・初期費用の目安
最後に、おうちに迎える前にざっくり把握しておきたい初期費用の目安をまとめます。
| アイテム | 価格目安 |
|---|---|
| 90cm水槽(フレームレス) | 12,000〜25,000円 |
| 水槽台 | 8,000〜18,000円 |
| 外部フィルター | 10,000〜20,000円 |
| 水中ヒーター+サーモ | 5,000〜9,000円 |
| バスキングランプ | 3,000〜6,000円 |
| UVBライト+ソケット | 4,000〜8,000円 |
| 浮島・流木・装飾 | 3,000〜8,000円 |
| 餌(初期分1ヶ月) | 2,000〜4,000円 |
| 温度計・水質テスター | 2,000〜5,000円 |
| 合計目安 | 約50,000〜100,000円 |
本体価格は20,000〜40,000円前後、ペアやCBで増えると60,000円台になる場合も。ランニングコストは月1,500〜3,000円ほど(電気代+餌代+水換え)を見ておくと安心です。
関連記事(さらに学びたい方へ)
当ブログでは、近縁の水棲ガメや必須テクニックの記事もご用意しています。ヘビクビガメ仲間との比較や、水質・UVBの基礎を深掘りしたい方はぜひあわせてどうぞ。
- アフリカヘビクビガメ完全飼育ガイド|横首類の入門種
- スジクビガメ飼育マニュアル|ハーフアクアの管理術
- レザーバックマスクタートル飼育ガイド|小型水棲ガメの世界
- 爬虫類の水質管理完全ガイド|pH・カルキ・換水の基本
- 爬虫類のUVBライト選び方完全マニュアル
- オオアタマガメ飼育ガイド|半水棲ガメの代表種
オーストラリアヘビクビガメ飼育おすすめアイテム
90cmフレームレス水槽(成体まで使える広さ)
長い首を伸ばして泳げる広さが大事。横長フォルムで観察もしやすい。
エーハイム外部式フィルター(大容量タイプ)
水量3〜5倍/時間のろ過能力で水質を安定させる安心の定番。
レプティサンUVB 5.0(水棲ガメ向け)
クル病予防の必需品。半年に1回は交換を。
水棲ガメ用人工フード(栄養設計済み)
毎日のベース食として優秀。冷凍餌・生餌と組み合わせて。
※ 価格は変動します。最新情報はリンク先でご確認ください
よくあるご質問(FAQ)
Q1. 初心者でも飼えますか?
水棲ガメの中では比較的飼いやすい部類に入ります。ただし「水質管理」と「UVB管理」を怠ると一気に体調を崩しやすいので、アクアリウム経験者の方が向いている印象です。爬虫類が初めてでも、丁寧に観察できる方なら問題なくお迎えできるでしょう。
Q2. 何年くらい生きますか?
飼育下で20〜30年程度が一般的です。条件次第ではそれ以上の例も。「結婚記念に迎えたカメが、銀婚式まで一緒にいた」というお話も伺うほど、息の長いお付き合いになります。
Q3. 完全水中飼育でもOK?
NGです。本種は水棲ガメではありますが必ず陸地(バスキングスポット)が必要。これを省略すると皮膚病・肺炎・甲羅トラブルにつながります。浮島でも岩でも構いませんので、必ず体全体が水から出せる場所を用意してください。
Q4. 餌は人工飼料だけで大丈夫?
幼体は人工飼料中心でもOKですが、成体は冷凍ワカサギ・冷凍エビ・小赤などの動物質をミックスするのが理想です。人工飼料だけだと栄養が偏りやすく、嗜好性も落ちる傾向があるそう。週に1〜2回は「生に近い餌」を入れる習慣を。
Q5. 「臭い液体」って毎日出すの?
いいえ、強いストレスを感じた時だけです。普段の世話で発動することはほとんどなく、急に持ち上げた・追い回した・引っ越しなどで一時的にビックリした時に出します。手についた場合は石鹸でしっかり洗えば臭いは落ちますのでご安心を。
Q6. アカミミガメ(ミドリガメ)と一緒に飼える?
あまりおすすめできません。アカミミガメは攻撃性が強く、長い首を狙って噛みつく事故が報告されています。また、アカミミガメ自体が2023年6月から条件付特定外来生物に指定されており、新規購入や野外放出ができないので、その点も含めて慎重に判断してください。
Q7. 子供と一緒に世話できる?
触れあいの時間を共有するのは素敵ですが、サルモネラ菌対策として触った後は必ず手洗いの徹底を。また、お子さんが小さいうちは「臭い液体」発動のリスクもあるので、持ち上げ作業は大人が担当するのが安心です。
Q8. 旅行で1週間家を空けるけど大丈夫?
事前にしっかり水換えとフィルター清掃を行い、自動給餌器を使えば成体なら1週間程度は問題ないことが多いです。ただし真夏・真冬の温度管理と停電リスクを考えると、3日以上の長期不在は信頼できるペットシッターか爬虫類ホテルに預けるのがベターでしょう。
まとめ:長く付き合える愛らしい横首ガメ
ここまで読んでくださってありがとうございます。長い首をくねらせて泳ぐ姿、水草の影からそろりと顔を出して獲物を狙うまなざし、バスキングスポットでぽけーっと甲羅干しをする時間……。オーストラリアヘビクビガメには、観察するほどに発見があるのが本当に魅力です。
とはいえ繰り返しになりますが、水質管理と長い首のケアだけは絶対に手を抜かないでくださいね。20年30年と長く付き合える命だからこそ、毎日の小さな観察と、半年に1度のランプ交換、年に1度の健康診断が大切な節目になります。
カメレオン暮らしブログを運営している私としては、空中型のカメレオンと水中型の横首ガメ、それぞれの個性を眺めながらお世話する暮らしも、なかなか乙なものですよと胸を張ってお伝えしたいところ。あなたのお家にも、ぐねりと長い首の素敵な家族が増えますように🐢🦎
今回も最後までお読みいただきありがとうございました🦎
あなたの素敵な爬虫類ライフの一助になれたら嬉しいです🌱




















