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タマゴヘビ(Dasypeltis)飼育完全ガイド|卵だけを食べる無毒蛇の特徴・給餌・飼育の注意点を徹底解説

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皆様おはこんばんにちは🦎 カメレオン暮らしのあおいです。今日はちょっと変わり者の、でも知れば知るほど面白いヘビをご紹介させてください。その名もタマゴヘビ(Dasypeltis/アフリカタマゴヘビ)。なんとこのヘビ、生まれてから死ぬまで鳥の卵だけを食べて生きていくという、爬虫類界きっての偏食家なんです。

マウスもコオロギも一切食べません。歯はほとんど退化していて、卵を丸呑みして体の中で殻を割り、中身だけ飲んで殻をペッと吐き出す——文章にすると嘘みたいですが、本当にそういう生き物が実在します。私が初めてその給餌動画を見たときは、思わず「えっ、そんなことある?」と声が出ました。

無毒でおとなしく、見た目もスレンダーで可愛い。それでいて飼育には「新鮮で小さい卵をどう確保するか」という独特の難しさがあります。今回は、私が爬虫類仲間やショップ店員さんから見聞きしてきた話と、信頼できる資料を照らし合わせながら、タマゴヘビの生態・飼育環境・給餌・気性・入手までまるごと解説していきますね。

そしてもちろん、我が家のマスコット・カメレオンのぺぺ君にも登場してもらいます。卵だけ食べるヘビの話、ぺぺ君はどう思うのでしょうか。

ぺぺ君
ぺぺ君
ぽーっ。(卵だけ……? ぼくのコオロギは?)

あおい
あおい
ふふ、ぺぺ君のコオロギは取られないから安心してね。今日の主役のヘビさんは、ぺぺ君とは正反対の食生活なんだよ。

📝 この記事でわかること

  • タマゴヘビ(Dasypeltis)がどんなヘビなのか、基本スペックと特徴
  • 「卵だけを食べる」驚きの仕組み(殻を割って中身だけ飲む)
  • 樹上の昆虫食・カメレオン(ぺぺ君)との決定的な違い
  • 飼育環境の整え方(小型ケージ・保温・シェルター・水場)
  • 最大の難関「新鮮で小さい卵」の確保とサイズ・給餌頻度
  • 気性・擬態(マムシのフリをする)・入手方法と値段の目安
  • 飼う前に知っておきたい現実とよくある質問(FAQ8問)

タマゴヘビ(Dasypeltis)とは?卵専食の無毒蛇

タマゴヘビは、ナミヘビ科タマゴヘビ属(学名 Dasypeltis)に分類されるヘビの総称です。サハラ砂漠より南のアフリカを中心に分布し、属全体では16種ほどが知られているそうです。ペットとして最もよく流通しているのは、代表種であるアフリカタマゴヘビ(Dasypeltis scabra、英名 Common egg-eater)です。

あおい
あおい
「タマゴヘビ」って名前、そのまますぎて逆に覚えやすいですよね。英語でも egg-eating snake、つまり「卵食べヘビ」です。世界共通でツッコまれているのが面白いところ。

このH2ではまず、タマゴヘビが「どんなヘビか」をイメージできるように、基本スペックをまとめておきます。下の表は、私がいくつかの飼育情報を照らし合わせてまとめた目安です。個体差や情報源による幅はありますので、あくまで参考としてご覧くださいね。

項目 内容(目安)
和名 タマゴヘビ(代表種:アフリカタマゴヘビ)
学名 Dasypeltis(属)/代表種 Dasypeltis scabra
分布 サハラ以南のアフリカ(種により中東の一部)
全長 およそ60〜100cm(細身でスレンダー)
毒性 無毒。歯がほぼ退化しており咬害もごく軽微
食性 鳥の卵のみ(究極の偏食)
寿命 飼育下でおよそ10〜15年と言われています
価格目安 おおむね1.5万〜3万円前後(時期・サイズで変動)
難易度 性格は穏やかで扱いやすいが、餌の特殊性で上級者向け

こうして並べてみると、サイズも性格も初心者向けに思えるのに、餌だけが極端という、なんともアンバランスな魅力を持ったヘビだとわかります。私がタマゴヘビを「飼いやすそうで実は奥が深い」と紹介するのは、まさにこのギャップがあるからなんです。

細身の体に、種類によってはマムシのようなギザギザ模様(鱗状斑)を持つものもいて、見た目だけだと「ちょっと怖そう」と感じる方もいるかもしれません。でも、これには後で説明する「擬態」という、健気な事情が隠れているんですよ。

ポイント:全長60〜100cmの細身・無毒で穏やか/環境は初心者向けなのに餌だけが極端という珍しいギャップ
ぺぺ君(色チェンジ)
ぺぺ君(色チェンジ)
シャー!(こわそう……)

あおい
あおい
見た目はちょっとワイルドだけど、中身はとっても臆病で優しい子なんだよ。無毒だし、噛む力もほとんどないの。

卵だけを食べる驚きの生態|殻を割る体の仕組み

さて、ここがタマゴヘビ最大の見どころです。このヘビは、鳥の卵以外を一切食べません。マウスも昆虫も、人工飼料も受け付けない。生き物として「卵専食」に全振りした、すごい進化を遂げているんです。

まず驚くのが、歯がほとんど退化していること。普通のヘビは獲物を捕らえたり飲み込んだりするために歯を使いますが、タマゴヘビは卵を「丸呑み」するだけなので、歯がほぼ要らなくなったと考えられています。だから無毒なうえに、万が一甘噛みされてもほとんど痛くないと言われています。

では、歯のないヘビがどうやって硬い卵の殻を割るのか。ここに、タマゴヘビの真骨頂があります。

食道の「骨の突起」で殻を割る

タマゴヘビは、自分の頭よりずっと大きな卵でも、口を大きく広げて丸呑みします。飲み込まれた卵は食道を通っていくのですが、その食道のあたりに、脊椎の骨から下向きに突き出た鋭い突起(脊椎骨の腹側突起)が発達しているんです。

卵が食道を通過するとき、この骨の突起がちょうどノコギリのように殻に食い込み、内側から殻を割っていきます。そして体の筋肉で卵をギューッと押しつぶし、中身だけを胃に送り込み、空っぽになった殻はペシャンコにまとめて口から吐き出す——という、見事な処理を行います。

あおい
あおい
初めてこの仕組みを知ったとき、「体の中にプチ缶切りが入ってるみたい!」って感動しました。中身だけ栄養にして、ゴミ(殻)はちゃんと外に出すなんて、究極のエコですよね。

吐き出された殻は、きれいに折りたたまれた小さな塊になっているそうです。給餌のたびにこの「殻の吐き戻し」が見られるのも、タマゴヘビ飼育ならではの楽しみだと、飼っている方はよくおっしゃっています。

卵は「新鮮で無精卵」が大原則

もうひとつ大事なのが、タマゴヘビは中で雛(ひな)が育ちかけた卵を嫌うという点です。野生では鳥の巣を襲って卵を食べますが、孵化が進んで胚が発達した卵は、においや感触で見抜いて避けると言われています。

つまり飼育下でも、新鮮で無精卵(受精していない卵)を用意するのが鉄則です。スーパーで売っている食用のウズラ卵や鶏卵は基本的に無精卵なので、その点は都合がいいんですね。給餌の具体的な話は、後ほど専用のH2でじっくり解説します。

ポイント:歯はほぼ退化/食道の骨の突起で殻を割る/中身だけ飲んで殻は吐き出す/新鮮な無精卵が大原則

カメレオン(ぺぺ君)との違い|食性も暮らしも正反対

ここで、当ブログのお約束。我が家のカメレオン・ぺぺ君と、タマゴヘビを比べてみましょう。同じ爬虫類でも、ここまで違うのかと驚かれると思います。

ぺぺ君
ぺぺ君
ぽーっ。(ぼくとどう違うの?)

あおい
あおい
いい質問だね、ぺぺ君。実はね、食べるものから暮らす場所まで、ほとんど真逆なんだよ。

まず食性。ぺぺ君(カメレオン)はコオロギやデュビアなどの生きた昆虫を、長い舌をピュッと伸ばして捕まえて食べます。一方タマゴヘビは、動かない鳥の卵だけ。狩りのスタイルからして正反対なんです。

次に暮らす場所。カメレオンは木の上で暮らす樹上性で、立体的な枝が必須。タマゴヘビは地表や低い茂みを中心に動く半樹上〜地表性で、ぺぺ君ほど高い立体空間は必要としません。給餌頻度も、ぺぺ君は基本ほぼ毎日〜数日に一度ですが、タマゴヘビは1〜2週間に一度とぐっとゆっくり。下の比較表で一目瞭然です。

比較項目 タマゴヘビ カメレオン(ぺぺ君)
主な餌 鳥の卵のみ 生きた昆虫(コオロギ等)
給餌頻度 1〜2週間に1回程度 数日に1回〜ほぼ毎日
暮らす場所 地表〜低い茂み(半樹上) 木の上(樹上性)
ケージ 小型でも可(横幅重視) 高さのある立体ケージ必須
給水 水入れの溜まり水でOK 基本は流れる水滴を舐める
毒性 無毒(歯もほぼ退化) 無毒
寿命 10〜15年ほどと言われる 種により5〜7年前後
価格目安 1.5万〜3万円前後 種により1万〜数万円
難しさの中心 餌(卵)の確保 温度・湿度・給水の管理

面白いのは、「難しさのポイント」が真逆なところ。カメレオンは温度・湿度・給水という環境管理が難しく、餌(コオロギ)の入手は簡単。逆にタマゴヘビは環境はシンプルで楽なのに、餌(小さい卵)の確保が一番の難所になります。

ポイント:カメレオンは「環境管理」、タマゴヘビは「餌の確保」が難所/同じ爬虫類でもつまずく場所が正反対
あおい
あおい
同じ「飼育の難しさ」でも、つまずくポイントがまったく違うんですよね。ぺぺ君のお世話に慣れている方でも、タマゴヘビは「餌の段取り」という新しい視点が必要になります。

ちなみに、ぺぺ君のようなカメレオンの種類や飼い方に興味が出た方は、カメレオンの種類まとめもぜひ覗いてみてください。タマゴヘビとの違いがもっと立体的に見えてくるはずです。

ぺぺ君(平常運転)
ぺぺ君(平常運転)
ぽーっ。(ぼくはやっぱりコオロギがいいな)

タマゴヘビの飼育環境|小型ケージ・保温・シェルター

食性こそ特殊なタマゴヘビですが、飼育環境そのものはとてもシンプルです。むしろ「環境づくり」だけ見れば、ヘビの中でも手のかからない部類だと言われています。ここでは基本のセッティングを順番に見ていきましょう。

床面をやさしく温めるパネルヒーター

ケージの大きさ

タマゴヘビは細身で、全長のわりにスリムです。そのため大きすぎないケージでも十分管理できます。目安としては、とぐろを巻いて余裕がある程度の床面積があればOK。プラケースや爬虫類用の小型ケージで飼っている方が多いようです。

ただし注意したいのが、細い体は隙間からの脱走が得意だという点。これはヘビ飼育全般に言えることですが、特に細身のタマゴヘビは小さな隙間もすり抜けます。フタの密閉性は必ず確認しましょう。

⚠️ 飼育時の重要注意

ヘビは脱走の名人です。ケージは必ず南京錠やクリップで施錠し、定期的に脱走経路がないか点検してください。細身のタマゴヘビは特に小さな隙間をすり抜けるので、フタとケージ本体の間に指1本入る隙間があれば要注意です。

温度・保温

アフリカ出身ということもあり、ある程度の暖かさを好みます。資料によると飼育温度は25〜30℃前後が目安とされ、私が見聞きした範囲でも「25℃前後をキープしつつ、昼夜でゆるやかに差をつける」という管理がよく紹介されています。

保温はパネルヒーターをケージの底面の一部に敷くのが基本。ケージ全体を温めるのではなく、温かい場所と涼しい場所を作ってあげると、ヘビが自分で好きな温度を選べます(これを「温度勾配」と言います)。サーモスタットを併用すると過加熱を防げて安心です。

ぺぺ君(肌寒い?)
ぺぺ君(肌寒い?)
ぽーっ……(さむいのはやだ)

あおい
あおい
ぺぺ君も寒がりだもんね。ヘビさんも同じで、冷えすぎると消化がうまくいかないことがあるから、保温はちゃんとしてあげようね。

シェルター(隠れ家)と床材

タマゴヘビは臆病で、身を隠せる場所があると落ち着きます。シェルター(隠れ家)は必須アイテムだと思ってください。体がすっぽり入る素焼きのシェルターや、市販のレプタイル用ハイドを置いてあげましょう。

落ち着ける隠れ家シェルター

床材は、ヤシガラ土やアスペンチップ、ペーパーなど管理しやすいものでかまいません。半樹上性の一面もあるので、軽い流木や枝を一本入れてあげると、登ったりして喜ぶことがあるそうです。とはいえカメレオンのような複雑な立体空間までは必要ないので、シンプルで大丈夫です。

水場(給水)

水はとても大切です。タマゴヘビはカメレオンと違って、水入れに溜めた水を直接飲みます。体がすっぽり入るくらいの水入れを置けば、飲み水になるだけでなく、脱皮前に体を浸して湿度を取ることもあります。水は毎日新鮮なものに替えてあげましょう。

清潔に保ちたい水入れ

目安:小型ケージ+密閉フタ/25〜30℃+温度勾配/シェルター必須/溜まり水の水入れ

環境の作り方は、コーンスネークなど他の小型ヘビと共通する部分も多いです。基本のヘビ飼育セットを知りたい方はコーンスネークの飼い方ガイドもあわせて読むと、必要な器具のイメージがつかみやすいと思います。

給餌のすべて|卵の確保・サイズ・頻度がカギ

いよいよ、タマゴヘビ飼育の最大の関門である給餌の話です。ここをクリアできるかどうかで、飼育の成否が決まると言っても過言ではありません。心を込めて解説しますね。

主食になる小さな鳥卵(ウズラ卵)

卵のサイズが何より大事

タマゴヘビ給餌の最重要ポイントは、ヘビの口に入るサイズの卵を選ぶことです。これに尽きます。いくら卵専食とはいえ、自分の体に対して大きすぎる卵は飲み込めません。

多くの飼育個体、特に若い個体や中型までの個体には、ウズラの卵がぴったりだと言われています。市販の鶏卵(Lサイズなど)は、大きく育った成体でないと飲み込めないことが多く、初心者がいきなり鶏卵を与えるのは難しいケースが多いんです。

あおい
あおい
「卵を食べるヘビ=スーパーの鶏卵を与えればOK」と思われがちなんですが、そこが落とし穴。多くの個体には鶏卵は大きすぎるので、ウズラ卵や、もっと小さな卵が必要になることが多いんです。

個体が小さいうちは、ウズラ卵でも大きい場合があります。その場合は、繁殖期に手に入る小型の卵や、フィンチ(小鳥)の卵サイズが必要になることも。ここが「餌の確保が難しい」と言われる最大の理由なんですね。

目安:口に入るサイズの新鮮な卵(ウズラ卵が定番)の確保が最大の課題/鶏卵は多くの個体に大きすぎる

新鮮さと「無精卵」へのこだわり

前のH2でも触れましたが、タマゴヘビは古い卵や、胚が育ちかけた卵を嫌います。飼育下では、新鮮な無精卵を用意するのが基本です。食用として売られているウズラ卵・鶏卵は無精卵なので、その点は飼い主にとって助かるポイントです。

冷蔵保存していた卵は、与える前に常温に戻してあげると食いつきが良くなるとされています。冷たいまま与えると、消化に負担がかかる可能性もあるので、人肌くらいに戻してあげるのが親切ですね。

給餌の頻度と量

タマゴヘビの給餌は、ヘビの中でもかなりゆっくりめです。資料や飼育者の話を総合すると、1〜2週間に1回程度、適切なサイズの卵を与えるのが一般的なようです。情報によっては「1ヶ月に一度、まとめて数個」という与え方を紹介しているものもあり、個体の体格や代謝によって幅があります。

面白いのが、タマゴヘビは数日かけてダラダラ食べるのではなく、食べるときは一気にがっつり食べる傾向があること。野生では鳥の巣を見つけたときにまとめて食べる生活なので、その名残かもしれませんね。

給餌のポイント 目安・注意点
主な餌 ウズラ卵など、口に入るサイズの鳥卵
サイズの基準 ヘビの頭〜首が無理なく広がる大きさ
鮮度 新鮮な無精卵。常温に戻してから与える
頻度 およそ1〜2週間に1回(個体差あり)
食べ方 一気に飲み込み、後で殻を吐き出す
代替食 なし。マウス等は一切食べない
目安:給餌は1〜2週間に1回/冷蔵卵は常温に戻してから/代替食はなく卵一本でやりくりする覚悟が必要

ウズラ卵の入手については、爬虫類向けの給餌用ウズラ卵を扱うお店も増えてきています。卵を使ったほかの生き物の給餌に興味があれば、爬虫類向けウズラ卵の給餌ガイドも参考になりますよ。

ぺぺ君(ごはん中)
ぺぺ君(ごはん中)
もぐもぐ。(ぼくはコオロギをもぐもぐ)

あおい
あおい
ぺぺ君は毎日のように食べるけど、タマゴヘビさんは2週間に一度の特別なごちそうタイム。お世話のリズムがまったく違うのが面白いよね。

気性・擬態・入手|マムシのフリをする臆病者

最後に、タマゴヘビの性格と、面白い防御行動、そして入手方法についてお話しします。ここを知ると、タマゴヘビがますます愛おしくなりますよ。

基本は穏やか、でもビビリ

タマゴヘビは基本的にとてもおとなしく、攻撃的ではありません。無毒で歯もほぼ退化しているので、ハンドリングでケガをする心配はほとんどないと言われています。この扱いやすさは、初心者にも人気の理由のひとつです。

ただ、性格はかなり臆病。急に触られたり、大きな振動を感じたりするとストレスを受けやすいので、過度なハンドリングは避け、そっと見守る飼育が向いています。

マムシに化ける!驚きの擬態と威嚇音

ここがタマゴヘビの最高に面白いポイント。無毒で武器を持たない彼らは、身を守るために毒蛇(クサリヘビの仲間)に擬態するという戦略を進化させました。

種類によっては体にマムシやノコギリヘビのようなギザギザ模様を持ち、危険を感じると体をS字に持ち上げて威嚇ポーズをとります。さらにすごいのが、鱗(うろこ)どうしをこすり合わせて「ザーザー」という警告音を出すこと。これはノコギリヘビという毒蛇がよく見せる行動で、それを真似ていると考えられているそうです。

ポイント:威嚇時の擬態音に驚いても、無毒なので落ち着いて対応/ギザギザ模様もS字ポーズも身を守るためのハッタリ
ぺぺ君(色チェンジ)
ぺぺ君(色チェンジ)
シャー!(こわい音だ!)

あおい
あおい
でもね、これは全部ハッタリなの。本当は無毒で噛む力もない、優しい子。「強そうに見せて身を守る」っていう、健気な作戦なんだよ。なんだか応援したくなっちゃうよね。

カメレオンのぺぺ君が体の色を変えて感情を表すように、タマゴヘビは音と模様で「自分は危険だぞ」とアピールする。身を守る手段が生き物によって全然違うのは、本当に興味深いところです。

入手方法と値段の目安

タマゴヘビは、爬虫類専門店やイベント(即売会)で見かけることがあります。流通量は決して多くありませんが、定番種のアフリカタマゴヘビなら比較的出会いやすいでしょう。価格は時期や個体によって幅があり、おおむね1.5万〜3万円前後で取引されることが多いようです。

お迎えの際は、そのお店できちんと卵を食べている個体かを必ず確認してください。タマゴヘビは餌が特殊なぶん、拒食している個体を引き取ってしまうと立て直しが難しくなります。店員さんに「ここで給餌できていますか?」と一声かけるのが、失敗しないコツです。

⚠️ お迎え前の確認ポイント

タマゴヘビは「餌=卵」という特殊性ゆえ、卵の確保が続けられるかを飼う前にしっかり考えましょう。ウズラ卵を安定して入手できる環境か、小さい卵が必要になったときに対応できるか——ここを正直に見極めることが、長く一緒に暮らすための第一歩です。

覚悟:価格は1.5万〜3万円前後/お迎え前に「店で卵を食べているか」を必ず確認し、卵を継続供給できるか見極める

ヘビ飼育そのものが初めての方は、まずは餌の入手がしやすいコーンスネークやボールパイソンから検討するのも一つの手です。初心者向けヘビランキングボールパイソンの飼い方もあわせてご覧くださいね。

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タマゴヘビをきっかけに、ほかのヘビや爬虫類にも興味が広がった方へ。当ブログのおすすめ記事をまとめておきます。読み比べると、それぞれの飼育の個性が見えてきて面白いですよ。

タマゴヘビ飼育に役立つアイテムまとめ

最後に、タマゴヘビを迎えるときにそろえておきたいアイテムをまとめてご紹介します。どれも検索ページから、ご自分のケージサイズや好みに合うものを選んでみてくださいね。

よくある質問(FAQ)

Q1. タマゴヘビは本当に卵しか食べないのですか?

はい、基本的に鳥の卵以外は食べません。マウス・昆虫・人工飼料は受け付けないと言われています。これは生まれつきの食性で、慣らしたりだましたりして他の餌を食べさせることはできないと考えられています。「卵を用意し続けられるか」が飼育の大前提になります。

Q2. スーパーの鶏卵を与えれば飼えますか?

多くの個体には、スーパーの鶏卵は大きすぎます。かなり大きく育った成体でないと飲み込めないことが多く、若い個体や中型まではウズラ卵やもっと小さい卵が必要です。「鶏卵だけでいける」と思って迎えると苦労するので、ヘビのサイズに合った卵を選んでください。

Q3. 餌の卵はどのくらいの頻度で与えますか?

個体差はありますが、およそ1〜2週間に1回が目安とされています。情報によっては1ヶ月に一度まとめて数個、という与え方を紹介するものもあります。タマゴヘビは一度にがっつり食べるタイプなので、ヘビの体調や体格を見ながら調整しましょう。

Q4. 無毒で安全なヘビですか?噛まれませんか?

無毒で、歯もほとんど退化しているため、噛まれても大きなケガにはなりにくいと言われています。性格もおとなしいので、ヘビとしてはかなり安全な部類です。ただし臆病なので、強い威嚇行動を見せたときは無理に触らず、そっとしておいてあげましょう。

Q5. 「ザーザー」と音を出すのはなぜですか?

これは毒蛇への擬態による防御行動です。鱗どうしをこすり合わせて音を出し、毒蛇(ノコギリヘビなど)のフリをして敵を威嚇していると考えられています。怖い音ですが、本人は無毒。あくまでハッタリなので、過度に怖がる必要はありませんよ。

Q6. どのくらいの大きさのケージが必要ですか?

タマゴヘビは細身で全長60〜100cm程度なので、小型のケージでも飼育可能です。とぐろを巻いて余裕がある床面積と、密閉できるフタがあればOK。ただし細い体は隙間からの脱走が得意なので、フタの密閉性は念入りに確認してください。

Q7. カメレオンと一緒のケージで飼えますか?

いいえ、違う種類の生き物を同じケージで飼うのは絶対に避けてください。必要な環境も食性もまったく違ううえ、お互いにとって大きなストレスや事故の原因になります。我が家でも、ぺぺ君と他の生き物は必ず別々のケージで管理しています。

Q8. 寿命はどのくらいですか?

飼育下では10〜15年ほど生きると言われています。適切なサイズの新鮮な卵を安定して与えられれば、長く元気に暮らしてくれる可能性が高いです。逆に餌の確保がうまくいかないと体調を崩しやすいので、給餌の継続がそのまま寿命につながると考えてよいでしょう。

まとめ|卵専食という奇跡のような生き物

今回は、鳥の卵だけを食べる無毒蛇・タマゴヘビ(Dasypeltis)について、生態から飼育、給餌、気性までたっぷり解説しました。最後に大事なポイントをおさらいしますね。

✅ この記事のまとめ

  • タマゴヘビはアフリカ出身の無毒蛇で、鳥の卵だけを食べる究極の偏食家
  • 歯はほぼ退化し、食道の骨の突起で殻を割り、中身だけ飲んで殻を吐き出す
  • カメレオン(ぺぺ君)とは食性・暮らし・給餌頻度がほぼ正反対
  • 飼育環境はシンプル(小型ケージ・保温・シェルター・水場)で扱いやすい
  • 最大の難所は新鮮で小さい卵(ウズラ卵など)の確保
  • 臆病だが穏やか。危険時はマムシに擬態して音を出すハッタリ上手

「環境は簡単、でも餌が特殊」という、ほかにあまり例のないユニークなヘビ。だからこそ私は、餌の段取りまで含めて楽しめる方にこそ向いていると思っています。卵を飲み込んで殻だけきれいに吐き出す姿は、一度見たら忘れられない感動がありますよ。

ぺぺ君(おねむ)
ぺぺ君(おねむ)
ぽー……。(卵だけって、すごいなぁ……ねむ)

あおい
あおい
ぺぺ君もびっくりだったね。生き物って、本当にいろんな進化をしていて面白い。あなたの「飼ってみたい」という気持ちを、この記事が少しでも後押しできたら嬉しいです。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました🦎
あなたの素敵な爬虫類ライフの一助になれたら嬉しいです🌱

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