カメレオンが登場する作品（ゲーム・映画）！
見た目も生態も不思議でいっぱいなカメレオン。
実はゲームやマンガなどで様々な姿で描かれ、物語に花を添えてくれています。また、映画にも出演している事もあり、カメレオンというだけでコミカルな雰囲気になるのも楽しいです。
1,アニメやゲームの世界のカメレオンキャラクターについて
①不可視の古龍「オオナズチ」
©︎COPCOM
ゲーム好きの方がカメレオンにまつわるキャラクターと聞いて「オオナズチ」が思い浮かぶ方は少なくないのではないでしょうか？
さて、オオナズチはどんなキャラクターなのかと言いますと、大人気アクションゲーム「モンスターハンター」で戦う事になるモンスターとなっています。
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しかもそんじょそこらのモンスターとは違い、超常的な能力を持つ強大な存在「古龍」の一種です。
見た目は紫色の体色にパーソンカメレオンチックな肌、幅広いけど先っぽだけクルンと巻いた尻尾、体型はドラゴンっぽいですが、鼻先に白っぽく尖った小さめの角があり、顔はカメレオンそのものです。移動の仕方も普段はカメレオンのようにカクカクとゆっくり移動します。
オオナズチは様々な猛毒を駆使するだけでなく「姿を消す」能力があり「霞龍」「不可視の神仙」の名の通り戦闘時や移動中は僅かな煌めきを頼りに発見する必要があります。
また、最近の作品では特殊な霧を発生させる事で相手の視界を悪くしつつ、視神経に作用する事でより自らの姿を不可視にしているとされています。
性質は穏やかな方で、縄張りに入ってきた相手に対して積極的に攻撃するというよりはちょっとイタズラして追い払う感じで、戦闘BGMもオオナズチが怒るまでは無音という凝りようです。
作品によっては長い舌を使って大切な回復薬や秘薬を盗んだり完全に姿を消して突進してくる、猛毒と異臭のコンボで回復させないなどの様々な手段で多くのハンター達をテント送りの刑にしてきました。
そんなオオナズチの装備は人気もあり、見た目だけでなく装備と武器の性能から「風を纏う厄介なアイツ」に対抗する事ができます。
「なかなか勝てない」という方は「ケムリ玉」や「閃光玉」で姿を炙り出したり、火属性の武器を使うと対抗しやすくなります。
◆忘れもしませぬ…。あれは私がまだモンハン初心者だった頃…
大人気ゲームであるモンスターハンターですが、かつての私はモンハンはあまり得意ではありませんでした。
というのも、狩り取る様子がリアルで抵抗があったからです。欲しい素材が出ないとまた狩りに赴く様は密猟の仕組みにも見えた事もありました。
しかし、兄と父に頼まれ始める事になってしまい、初めて狩猟させられた古龍がオオナズチだったのです。
「ゲームだから」とは言うものの、大好きなカメレオンにそっくりなオオナズチを倒すのはいささか心が痛みましたし、「できれば狩猟数を最低限に…」と考えていた事も少なくなかったです。
その願いが通じたのか私がゲームプレイ時にはレア素材が出やすく、狩猟数が少なくて済んでいたりという奇跡もありました。
今では狩猟数は武具強化の必要最低限は変わらないものの、友人と一狩りするくらいまでにはなり、家族とモンハンする時は取り敢えず全員一回は転ばせる等のイタズラもしながらプレイしています。
ちなみにどのくらいオオナズチが好きかというと、私は可能ならオオナズチを飼育してみたいと思っているくらいです。
②カメレオン好き歓喜！「インテレオン」と「カクレオン」！
画像引用元：ポケモン図鑑
こちらは大人気ゲーム「ポケットモンスター」シリーズに登場したカメレオン感満載のキャラクターです。
特にインテレオンは見た目からも人気があり、アニメにおいてはイケメンボイスで「インテ」と応えてくれたりします。
インテレオンは「エージェントポケモン」という記載があり、冒険するにあたって無敗のチャンピオンからプレゼントされる最初のポケモン(御三家)の一匹、水タイプの「メッソン」の最終進化系です。
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メッソンも水色の体色に頭の黄色いヒレ、クルクル巻いた尻尾が可愛いポケモンです。
インテレオンはカメレオン＋エージェント(007等のスパイ系)とされており、固有技には「狙い打ち」があります。
また、バトル登場時は脇にある黄色い被膜で滑空する描写があります。これは現実のカメレオンにはありませんが、カメレオンは「知恵」や「賢者」のシンボルでもあるため、賢く多才なインテレオンは、まさしくカメレオンのそういった特徴を表したキャラクターと言えます。
また、影が薄いポケモンではありますが「カクレオン」もカメレオンがモチーフになっています。
こちらも二足歩行のカメレオンといった見た目で「色変化ポケモン」となっています。
受けた技のタイプになる「変色」という唯一無二の特性の他、最近では「変幻自在」という特性を持つカクレオンもいるようです。
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戦闘は得意ではありませんが、ストーリー上では見えない何かに道を塞がれており、それを「デボンスコープ」を使う事で周囲に擬態したカクレオンを見破り、戦闘に突入します。
③悪役にもいた！パイロット「レオン」！
カメレオンに限らず爬虫類は悪役ポジションにいる事も多いです。
このレオンは任天堂が誇るシューティングアクションゲーム「スターフォックス」に登場する敵部隊のパイロットの１人として主人公に立ちはだかります。
レオンは理知的かつ狡猾な性格で、自身が属している部隊「スターウルフ」のリーダー・ウルフを半ば狂信的に崇拝しています。
このレオンは「スマッシュブラザーズ」にも登場しており、相手がウルフで自分がスネークを使っている時に無線を使うと無線を乗っ取り、ウルフの特徴や強さをウットリと語ってくれます。
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④理不尽に強かった…「スティング・カメリーオ」
スティング・カメリーオはCAPCOMから発売されたアクションゲーム「ロックマンX」に登場するボスキャラです。
森林ステージのボスで、実力も高く毒舌、狡猾な野心家です。周囲の環境に擬態する他壁や天井を移動しながら攻撃してきます。
戦闘中は体色を透明にして移動したり、天井からトゲを落とす、尻尾から矢のように弾を発射する「カメレオンスティング」、カメレオンの代名詞とも言える長い舌でする「アイアンタング」等があります。
特にアイアンタングは異常な攻撃力を誇り、連続で繰り出されると瞬殺される事もしばしば。レトロゲームは理不尽な難易度である事が多いですが、スティング・カメリーオの壁が異様に高かったのだけ覚えています。
そんなスティング・カメリーオはリメイク等でヤモリに近い姿になっていたり、大きさが変わったりして撃破しやすくなりましたが、「X6」でゼロを選択した状態で「メタルシャーク・プレイヤー(祈る者の意味)」のいるスクラップステージに行くとボスの「ネクロ・サモニング」という技で一時的に甦ってきます。
死してなお利用される程の実力者だった事が分かるシーンでもありますが、うっかりしている場合ではないので回避一択です。
レトロゲームの理不尽さを味わってみたい方にオススメのゲームでもありますが、スティング・カメリーオで詰んでしまった場合は気分転換に「クワガタ取り」に行きましょう。
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⑤懐かしい！擬人化「パンサーカメレオン」！
今や懐かしい「けものフレンズ」には擬人化したパンサーカメレオンが登場していました。
「森の忍者」と称される通り、忍者というか「くノ一」の格好をしており、クルクルの尻尾は緑色の髪、長い舌は鎖分銅で表現されています。
待機画面でも風魔手裏剣のような巨大武器の先で片手で逆立ちをするといったカメレオンのバランス感覚の良さを見せつけてきます。
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⑥コンビネーションが厄介！「ステルススニーク」！
こちらは「スクエニ」こと「スクウェア・エニックス」から販売された大人気ゲーム「KINGDOM HEARTS」に登場した敵キャラクターです。
見た目は迷彩柄の巨大なカメレオンで、ディズニーでお馴染み「ターザン」のステージのボス「クレイトン(密猟悪徳ハンター)」と共に出現する他、ヘラクレスのコロッセオのハデスカップにて2体同時に出現(ツインミラージュ)する等意外と手合わせの機会が多かったりします。
体力が多く、カメレオンらしく姿を消して襲いかかってきます。ボス戦時ではクレイトンに気を取られていると奇襲を仕掛けられ、ステルススニークに気を付けているとクレイトンに攻撃されて大ピンチになります。
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2,映画、マンガに出てくるカメレオンのキャラクターについて
①プリンセスの話し相手「パスカル」♪
ディズニー映画「塔の上のラプンツェル」に登場するパスカルはかなりメジャーなカメレオンのキャラクターなのではないでしょうか。
塔の上で１人で暮らすプリンセス・ラプンツェルの話し相手であり、ラプンツェルの夢や希望を聞いてくれ、いつだって彼女の事を応援し、協力してくれる賢いカメレオンです。
カメレオンを飼育している方なら経験ある方もいらっしゃるかも知れませんが、「聴力がほとんどない」とされるカメレオンですが、話かけると意外と聞いてくれているような仕草があったりするんです。
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②動物達の平和を守れるのか！？「ランゴ」
アニメーション映画「ランゴ」に登場する主人公「ランゴ」は人間に飼われていたカメレオンで、人間が見ていたアニメや映画に憧れを抱いています。
そんな彼はあるアクシデントによって砂漠で立ち往生してしまう事になります。道中アカオノスリの襲撃に遭いながらも何とか生還し、気付けば西武開拓時代の雰囲気がある動物達の町「ダートタウン」にいました。
この段階ではまだ名前のないカメレオンですが、町の酒場で目にした瓶のラベルから「ランゴ」と名乗るようになりましたが、その際にありもしない武勇伝を語ってしまった事や襲ってきたタカを運良く倒してしまった事から町の保安官に任命されてしまいます。
この町は深刻な水不足やガラガラヘビの脅威にも晒されており、動物達の平和はランゴに託されました。ランゴは保安官としてどう立ち向かうのか！気になる方は是非見てみてください。様々な動物達も登場するので動物好きにオススメの映画です。
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③確かに気になるわ…「ペピート」
カメレオンのペピートは「ドクター・ドリトル2」に登場している脇役のエボシカメレオンです。
動物と会話できる医師「ジョン・ドリトル」が出会うカメレオンで、自己紹介の際に「色の魔術師って呼ばれてる」と言っています。
口ぶりはお調子者のように聞こえますが、ペピートはこのあだ名が重荷になっており、かなりストレスを感じています。
というのも、このブログを読んでくださっている方や実際に飼育している方ならお察しの通り、カメレオンはどんな色にもなれる訳ではないため、ペピートにとって「色の魔術師」と呼ばれる事は私達にとってのパワハラや偏見みたいなものだったのです。
意外と真面目な性格のペピートは向き合いながらも自信を失っていきます。しかし、物語の終盤でドリトル医師による「ある処方」によってペピートは大喜び！元気いっぱいに自信を取り戻すのです。
「ドクター・ドリトル」も面白い映画ですので、ストーリーが気になる方やペピートが気になる方は是非鑑賞してみてください。
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④陸上生物最強の暗殺者「避役(ひえき)」！
©︎「キリングバイツ」
これはバトルアクションマンガ「キリングバイツ」に登場する能力です。
キリングバイツの世界では、手術または元から備わった動物の力で戦うストーリー展開で、様々な動物やあまり知られていない豆知識等も詰め込まれています。
この「避役」はカメレオンの事なのですが、割りと最初の方のストーリーで登場します。しかし、正式なチームとしてではなく、ある計画のために現れた暗殺者グループです。
この戦いにはコブラやラーテル、虎、チーター、ヒグマ等の動物の能力を持った人々が戦っていたのですが、ある戦いの後１人を残して他の息のあった能力持ちの人々は皆このカメレオンの能力を持つ暗殺者に倒されてしまいます。圧倒的なステルス能力を持つカメレオンの活躍や戦士達の戦いが気になる方は是非読んでみてください。
避役は姿を消す能力によって厄災をかわしたり人目につかないようにするため、この特徴が周りの環境に擬態して姿を消すカメレオンと同一視され、カメレオンを表す漢字にあてられるようになったそうです。
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まとめ
今回はカメレオンにまつわるキャラクターについて皆様にご紹介させていただきました。
悪役として描かれたり、ある時はパートナーやコミカルな役回りで描かれたりと、とても親しみのある爬虫類という事が分かります。
また、擬態能力やクルクルの尻尾、長い舌等に対してのリスペクトも感じられ、かなり特徴強く描かれている事からも「単なる爬虫類」ではなく、しっかり一線を引いて「カメレオン」という存在をより濃厚に表現しています。
