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ジーベンロックナガクビガメ(Chelodina)飼育完全ガイド|長い首が魅力の水棲ガメの特徴・水槽・餌

※本ページにはプロモーション(広告)が含まれています。

皆様おはこんばんにちは🦎 カメレオン暮らしのあおいです。今日は、私が爬虫類即売会で初めて見たとき「えっ、首…どこまで伸びるの!?」と二度見してしまった、忘れられない水棲ガメをご紹介します。その名もジーベンロックナガクビガメ。学名を Chelodina siebenrocki(近年は Chelodina oblonga 等に整理されることもあります)といって、甲羅の1.5倍にもなる長〜い首をくねらせて水中を泳ぐ、なんともユニークなカメさんです。

「ナガクビガメ」と聞くとマニアックに感じるかもしれませんが、実はこの子、水棲ガメの中では比較的飼いやすい部類とも言われていて、入門種から一歩進みたい人に密かな人気があります。とはいえ完全水棲&肉食&そこそこ大きく育つので、迎える前に知っておきたいことは盛りだくさん。我が家のカメレオン・ぺぺ君とはまるで真逆の暮らしぶりなので、その違いも交えながら、特徴・水槽・餌・健康管理・終生飼育の責任まで、私の見聞をもとにじっくり語っていきますね。

結論から言うと、「広い水量・強力なろ過・適切な水温」の3つを最初に整えられるかどうかが、この子と20年30年と付き合えるかの分かれ道です。それでは、長い首の魅力にどっぷり浸かっていきましょう🌱

📝 この記事でわかること

  • ジーベンロックナガクビガメの基本情報(大きさ・寿命・分布・価格の目安)
  • 甲羅に首をしまえない「曲頸類(ヨコクビ・ナガクビ)」のユニークな生態
  • カメレオン(ぺぺ君)との決定的な違いを比較表でまるごと整理
  • 大型水棲ガメに必要な水深・ろ過・水温・バスキングなど飼育環境のつくり方
  • 肉食性の餌の選び方と給餌の頻度・コツ
  • 健康管理のポイントと、長生き&終生飼育の責任・入手時の注意

📌 法規制について

本記事の内容は2026年6月時点の情報です。ナガクビガメ類は属や種によって流通状況や規制が異なる場合があります。輸入・販売規制は変更される可能性があるため、最新情報は環境省等の公式サイトでご確認のうえ、合法的に流通している個体をお迎えください。

ジーベンロックナガクビガメとは|長い首がトレードマークの水棲ガメ

まずは「どんなカメさんなの?」という基本情報から。ジーベンロックナガクビガメは、ヘビクビガメ科(ナガクビガメの仲間)に分類される完全水棲のカメです。インドネシア(ニューギニア島周辺)からオーストラリア北部にかけての、流れがゆるやかで泥が多く濁った沼地や池に暮らしていると言われています。

最大の特徴は、なんといってもその名のとおりびっくりするほど長い首。首の長さは甲羅の1.5倍ほどにもなると言われていて、あまりに長いので頭をまっすぐ甲羅に引っ込めることができず、横向きにペタンと折りたたんで収納します。この「首を横に曲げてしまう」仲間を曲頸類(きょくけいるい)と呼ぶのですが、その話は次の章でたっぷりしますね。

体の大きさは最大で甲長35cmほど。ただ飼育下では20〜30cmあたりに落ち着くことが多いとされています。成長はわりと早く、生後2年ほどで20cmまで一気に育ち、そこからは年に3cmくらいのゆっくりペースになっていく、という話を私もよく耳にします。

そして気になる寿命ですが、平均しておよそ20年、上手に育てれば30年以上付き合えることもあると言われている長寿のカメさんです。価格は流通状況によりますが、目安としては1万円前後で見かけることが多い印象ですね。

項目 目安
学名 Chelodina siebenrockiC. oblonga 等に整理される場合あり)
分類 ヘビクビガメ科(ナガクビガメの仲間・曲頸類)
分布 ニューギニア島周辺〜オーストラリア北部の沼地・池
最大甲長 およそ35cm(飼育下では20〜30cmが多いとされる)
寿命 平均約20年、上手に育てれば30年以上とも
食性 肉食性(小魚・甲殻類・昆虫など)
価格の目安 1万円前後(流通状況により変動)

こうして並べてみると、最大30cm級・寿命20〜30年・肉食という、なかなかにスケールの大きな子だとわかっていただけると思います。「小さくてかわいい亀さん」のイメージで迎えると、想像以上の存在感にびっくりするかもしれません。

あおい
あおい
初めてこの子を見たとき、首を縮めたら普通のカメくらいの大きさなのに、首をすーっと伸ばすと一気に倍くらいの長さになって、本当に魔法みたいでびっくりしました。あの動き、ずっと見ていられます。
ぺぺ君(色チェンジ)
ぺぺ君(色チェンジ)
ながっ!!ぼくの舌より伸びてない!?(負けず嫌い)

ぺぺ君が張り合っているのがちょっと面白いですが、たしかにカメレオンの伸びる舌と、ナガクビガメの伸びる首、どちらも「離れた獲物を一気に捕らえる仕組み」という意味では似ているのかもしれませんね。進化って面白いです。

長い首と曲頸類の生態|首をしまえないのには理由がある

さて、ここからはこの子の最大の魅力である「首」について深掘りしていきましょう。カメといえば、危険を感じると頭と手足を甲羅にスポッと引っ込めるイメージがありますよね。でもジーベンロックナガクビガメは、首が長すぎてまっすぐには引っ込められないのです。

そのかわりに、首を横向きにグイッと曲げて、甲羅の縁に沿わせるように収納します。この方式のカメたちをまとめて「曲頸類(きょくけいるい)」と呼びます。首をまっすぐ縦に引っ込める一般的なカメは「潜頸類(せんけいるい)」と呼ばれ、進化のグループそのものが違うんですね。世界のカメは大きくこの2つに分けられる、と言われています。

ポイント:「首を縦にしまう=潜頸類」「首を横に曲げてしまう=曲頸類(ナガクビガメはこちら)」

では、なぜそんなに首が長いのか。これは待ち伏せ型のハンティングに深く関わっていると言われています。普段はじっと水底や水草の陰にひそんでいて、獲物が近づいた瞬間に、たたんでいた首をS字からビュンッ!と伸ばして一気に捕らえる。長い首は、いわば「射程の長い投げ縄」のような役割を果たしているわけです。

あおい
あおい
給餌のとき、普段はのんびり屋に見えるのに、エサに反応した瞬間の首の伸びる速さは本当にびっくりするほどだと聞きます。あのギャップがファンを惹きつけるんでしょうね。

泳ぎはとても得意で、立派な水かきを持っています。運動量も多めなので、水中を活発に泳ぎ回れる広さを用意してあげることが、この子の生態を満たすうえでとても大切になります。逆に言うと、狭い容器で動けない環境はこの子の魅力も健康も損なってしまうということ。ここは後の飼育環境の章でしっかり触れますね。

また、ナガクビガメ類は「あまり積極的に甲羅干し(バスキング)をしない種」とも言われています。ほとんどの時間を水中で過ごすので、陸ガメのように一日中陸でひなたぼっこ……という姿はあまり見られないかもしれません。ただしまったくバスキングが要らないわけではないので、後述するように設備はきちんと用意します。

ぺぺ君(おねむ)
ぺぺ君(おねむ)
ずっと水の中…ぼくなら溺れちゃうよぉ。(カメレオンは泳ぎが得意ではありません)

カメレオン(ぺぺ君)との違い|真逆のライフスタイル

ここで、当ブログの主役・カメレオンのぺぺ君と、ジーベンロックナガクビガメを比べてみましょう。同じ爬虫類でも、暮らしぶりはまさに正反対。この違いを知ると、それぞれの飼育設備がなぜこんなにも違うのかがストンと腑に落ちますよ。

ぺぺ君(カメレオン)は、木の上で暮らす樹上性。長い舌をビュンと伸ばしてコオロギなどの昆虫を食べる昆虫食(一部植物も)で、立体的に動ける枝のあるケージと、紫外線ライト・バスキングライトでの温度勾配が命です。水は霧吹きの水滴をペロペロ舐めて飲みます。一方のナガクビガメは、完全水棲・肉食・水中で待ち伏せ。広い水量と強力なろ過が命で、水を飲むも何も、暮らしの場そのものが水の中です。

ぺぺ君(平常運転)
ぺぺ君(平常運転)
ぼくは木の上が好き。水の中はノーサンキューだよ。
あおい
あおい
同じ「爬虫類を飼う」でも、片や立体的な枝とライト、片や大きな水槽とフィルター。必要な道具がここまで違うので、両方飼うとお部屋がにぎやかになりますよ(笑)。

違いを表にまとめてみました。これから「カメレオンも気になるけど水棲ガメも気になる」という方は、自分のライフスタイルや住環境にどちらが合うか、ぜひ見比べてみてください。

比較項目 ジーベンロックナガクビガメ カメレオン(ぺぺ君)
暮らす場所 完全水棲(水中) 樹上(木の上)
食性 肉食(小魚・エビ・昆虫) 昆虫食中心
捕食方法 長い首を伸ばして捕らえる 長い舌を伸ばして捕らえる
主な設備 大型水槽・強力ろ過・水中ヒーター 立体ケージ・枝・各種ライト
水分補給 生活の場が水中 霧吹きの水滴を舐める
大きさの目安 甲長20〜35cm 種により15〜50cm前後
寿命の目安 20〜30年と長い 種により数年〜10年前後
飼育の難しさ 水質・水量の管理が要 温湿度・通気の管理が要

こうして見ると、「水を制する者がナガクビガメを制す」「環境(温湿度と通気)を制する者がカメレオンを制す」と言えそうですね。どちらも奥が深く、それぞれの魅力があります。我が家ではぺぺ君がガラス越しに水槽を眺めて「あれは何者だ?」という顔をすることがありますが、種類が違えば仲良く同居……とはいかないので、生体同士は必ず別々に飼育してくださいね。

合言葉:「ナガクビは水、カメレオンは枝とライト」

大型水棲ガメの飼育環境①|水槽・水深・レイアウト

では、いよいよ飼育環境づくりです。ジーベンロックナガクビガメは完全水棲なので、基本的な考え方は熱帯魚の飼育に近いと言われています。まずは「箱」となる水槽から決めていきましょう。

水槽のサイズですが、最終的に成長することを考えると幅60〜90cm以上のガラス水槽が望ましいと言われています。ベビーから育てる場合は小さめの容器でスタートしてもよいですが、グングン大きくなるので、最初から大きめの水槽を見据えておくと買い替えの手間が省けます。ガラス水槽は透明度が高くて鑑賞性が抜群で、甲羅がぶつかっても傷がつきにくいので、活発に泳ぐこの子にぴったりだと私は思います。

そして水深がとても重要なポイントです。基本的には「泳ぎ回れる程度に水量をたっぷり」が理想ですが、ナガクビガメは肺呼吸なので、定期的に水面まで上がって息継ぎをします。一般的には首を伸ばせば鼻先が水面に届く程度を目安にするとよい、と言われています。

あおい
あおい
特に注意したいのがベビーの時期です。水深が深すぎると、まだ泳ぎが上手でない子は息継ぎに上がれず溺れてしまうこともあると聞きます。小さいうちは浅めから、成長に合わせて少しずつ深くしてあげると安心です。
ぺぺ君
ぺぺ君
溺れるのこわい…!ちゃんと息できるようにしてあげてね。

レイアウトには、完全に乾いた陸地(浮島や流木)を一つ用意してあげましょう。前述のとおりナガクビガメはあまり甲羅干しを好まないとも言われますが、いつでも体を乾かせる場所があることは皮膚や甲羅の健康のために大切です。流木や石を組むときは、隙間に挟まって動けなくなったり、崩れて挟まれたりしないよう、安定させて配置するのがコツです。

目安:「水深=首を伸ばせば鼻先が水面に届く程度/ベビーは浅めから」

底砂は、敷かない「ベアタンク」でも、誤飲しにくい大きめの砂利でもOKと言われます。掃除のしやすさを優先するならベアタンクが楽ですし、見た目の自然さを求めるなら大磯砂などを薄く敷く方法もあります。細かい砂利は誤飲のリスクがあるので、サイズ選びには気を配りましょう。

大型水棲ガメの飼育環境②|ろ過・水温・バスキング

箱が決まったら、次は水を清潔に・暖かく保つ設備です。ここがこの子の飼育の心臓部と言ってもいいくらい大事なところ。なぜなら、ナガクビガメはとにかくよく食べてよくフンをする=水を汚しやすいからです。

ろ過装置(フィルター)はパワーのあるものを選ぶのが鉄則です。フンの量が多いので、物理ろ過(ゴミをこし取る力)に優れた上部フィルターや、生物ろ過もしっかりこなす外部フィルターがよく使われると言われています。両方を併用してパワーを稼ぐ飼い主さんもいます。とはいえ、フィルターだけで水を完璧に保つのは難しいので、こまめな水換えとセットで考えるのが正解です。

あおい
あおい
上部フィルターのスポンジは、週に1回くらいは飼育水ですすいで汚れを落としてあげるとよいと言われています。バクテリアを守るために、水道水で洗いすぎないのがコツですね。

続いて水温管理です。熱帯〜亜熱帯の出身なので低水温が苦手と言われています。適温の目安はおよそ25〜28℃。冬場はこの水温を保つために、熱帯魚用の水中ヒーターが欠かせません。容器の水量に合ったワット数を選び、できればヒーターカバーを付けて、カメが直接触れてやけどしないようにしてあげると安心です。

水温管理の水中ヒーター

そしてバスキング(甲羅干し)まわり。ナガクビガメはあまり積極的に陸へ上がらないとも言われますが、紫外線入りのバスキングライトは用意しておくのがおすすめです。陸地の上にライトを当て、いつでも体を乾かして甲羅干しができる環境を作っておくことで、皮膚病や甲羅の病気の予防につながると考えられています。水棲だからといってライトを一切付けない、というのは避けたほうが無難でしょう。

ぺぺ君(夏)
ぺぺ君(夏)
ひなたぼっこはぼくの得意分野!カメさんもたまには甲羅を乾かしてね〜。

ポイント:「水温は25〜28℃前後/冬は水中ヒーター必須/紫外線+バスキングライトも用意」

水換えの頻度は水量やろ過の能力、食べる量によって変わりますが、水が濁ったり匂いが気になったりする前にこまめに行うのが基本です。全部いっぺんに換えると水温やバクテリアのバランスが崩れるので、3分の1〜半分くらいを目安に、水温を合わせた水でこまめに換えていくとよいと言われています。

餌(肉食)と給餌|何を・どれくらい・どう与える?

ジーベンロックナガクビガメはしっかりした肉食性です。野生では小魚や甲殻類、水生昆虫などを、あの長い首で捕らえて食べていると言われています。飼育下でも、その食性に合わせた餌を用意してあげましょう。

定番の餌としては、熱帯魚店で手に入るメダカや和金(小赤)といった生き餌の小魚、スジエビなどの甲殻類がよく挙げられます。生き餌は、長い首で追いかけて捕らえる本来の狩りの動きを引き出してくれるので、見ているこちらも楽しいですし、運動にもなります。慣れてくると、レプトミンなどの人工飼料や乾燥エビ、肉食魚用のキャットを食べてくれるようになることも多いと言われています。

ぺぺ君(ごはん中)
ぺぺ君(ごはん中)
もぐもぐ。ごはんの話になると、ぼくも黙っていられないよ〜。
あおい
あおい
生き餌オンリーだと用意が大変ですし、栄養も偏りがちです。人工飼料も食べられるようにしておくと、いざというとき本当に助かります。生き餌と人工飼料を上手に組み合わせてあげたいですね。

給餌の頻度は、幼体(成長期)は毎日〜1日おき、成体は2〜3日に1回程度が一つの目安と言われています。ただし個体差や水温によって食欲は変わるので、あくまで様子を見ながら。食べ残しは水を汚す最大の原因なので、与えすぎず、食べきれる量を見極めるのが大切です。

目安:「幼体は毎日〜1日おき/成体は2〜3日に1回/食べ残しは早めに撤去」

栄養バランスのために、カルシウムやビタミンを意識することも忘れずに。肉食魚用の総合栄養フードを主軸にしつつ、生き餌で変化をつける、というスタイルがバランスを取りやすいと私は感じています。偏食を防ぐためにも、幼いうちからいろいろな餌に慣れさせておくと安心ですよ。

ぺぺ君(色チェンジ)
ぺぺ君(色チェンジ)
好き嫌いはダメってことだね。ぼくもコオロギばっかりじゃなくて、たまには違う虫も食べるもん!

ぺぺ君もこう言っていますが(笑)、好物だけに偏らないよう何種類かをローテーションしてあげるのが、長い目で見た健康づくりのコツです。下の表に、定番の餌と与え方のヒントをまとめておきますね。

餌の種類 特徴・与え方のヒント
小魚(メダカ・小赤) 生き餌の定番。狩りの動きを引き出せる
スジエビなど甲殻類 嗜好性が高い。栄養の変化づけに
人工飼料(レプトミン等) 栄養バランス◎。慣らせば主食にできることも
乾燥エビ・肉食魚用フード 保存しやすく便利。偏らないよう補助的に

健康管理・終生飼育・入手|30年付き合う覚悟で

最後に、長く健康に付き合うための心がまえと、お迎え時の注意をお話しします。ジーベンロックナガクビガメは20年、上手に育てれば30年以上も生きる長寿のカメ。これはとても素敵なことですが、同時に「その間ずっと面倒を見続ける責任」がついてくるということでもあります。

健康管理でまず気を配りたいのが水質です。水が汚れると皮膚病や甲羅の病気(甲羅ぐされなど)のリスクが上がると言われています。日頃から水の透明度や匂いをチェックし、こまめな水換えとろ過で清潔を保ちましょう。陸地での甲羅干し環境を整えておくことも、こうしたトラブルの予防につながると考えられています。

あおい
あおい
甲羅が白くふやけている、皮膚に綿のようなものが付いている、目が開きにくそう……といった「いつもと違うサイン」に気づいたら、早めに爬虫類を診てくれる動物病院に相談するのが安心です。水棲ガメを診られる病院を、お迎え前に探しておくと心強いですよ。

食欲不振や、急に元気がなくなるといった変化も見逃さないようにしたいところ。毎日の給餌タイムは、健康チェックの絶好の機会です。食いつき、泳ぎ方、甲羅や皮膚の状態を、ぜひ習慣として観察してあげてください。我が家のぺぺ君も、毎日の霧吹きと給餌のときに表情や動きをチェックするのが日課になっています。生き物との暮らしは、この「よく見る」ことの積み重ねだなとつくづく思います。

チェックの目安:「甲羅のふやけ・皮膚の綿状の付着・目の開きにくさ・食欲低下」が見えたら早めに受診を

合言葉:「迎える前に、水棲ガメを診られる病院を見つけておく」

そして終生飼育。最大30cm級まで育ち、20〜30年生きるということは、進学・就職・引っ越し・ライフスタイルの変化があっても、最後まで責任を持って飼い続けるということです。大きな水槽は重く場所も取りますし、電気代やフィルター・ヒーターのランニングコストもかかります。「最後まで飼いきれるか」をお迎え前にしっかり考えることが、何より大切な準備だと私は思います。

入手については、ナガクビガメ類は属や種によって流通状況や規制が異なる場合があります。必ず合法的に流通している個体を、信頼できるショップやブリーダーからお迎えしてください。お迎え時は、目がぱっちりしていて元気に泳ぐか、甲羅や皮膚に異常がないか、しっかり餌を食べているかを確認すると安心です。気になることはお店の方によく相談して、納得してから連れて帰りましょう。

ぺぺ君
ぺぺ君
ながーい首のお友だち、大事にしてあげてね。ぼくも応援してるよ!

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ジーベンロックナガクビガメのおすすめ飼育用品

飼育環境づくりに役立つアイテムをまとめました。完全水棲&水を汚しやすい子なので、水槽・ろ過・水温管理を最初にしっかり揃えてあげるのが成功の近道です。気になるものはチェックしてみてくださいね。

よくある質問(FAQ)

Q1. ジーベンロックナガクビガメは初心者でも飼えますか?

水棲ガメの中では比較的飼いやすい部類と言われていますが、完全水棲で大型・長寿という点から「まったくの初めて」よりは、熱帯魚飼育などで水質管理に慣れた方に向いていると私は感じます。広い水量・強力なろ過・適切な水温を最初に整えられるなら、初心者の方でも十分にチャレンジできるでしょう。

Q2. どれくらいの大きさの水槽が必要ですか?

成長後を見据えると幅60〜90cm以上のガラス水槽が望ましいと言われています。よく泳ぐ子なので、水量はたっぷりとってあげたいところ。ベビーは小さめから始めても構いませんが、成長が早いので大きめの水槽を見据えておくと安心です。

Q3. 水深はどのくらいにすればいいですか?

肺呼吸なので息継ぎが必要です。首を伸ばせば鼻先が水面に届く程度を目安にすると安心と言われています。特にベビーは水深が深すぎると溺れる恐れがあるので、浅めから始めて成長に合わせて深くしてあげましょう。

Q4. 餌は何をあげればいいですか?

肉食性なので、メダカや小赤などの小魚、スジエビなどの甲殻類が定番です。慣らせばレプトミンなどの人工飼料や乾燥エビも食べてくれることが多いと言われています。生き餌と人工飼料を組み合わせ、食べ残しはこまめに撤去して水を汚さないようにしましょう。

Q5. 寿命はどれくらいですか?

平均しておよそ20年、上手に育てれば30年以上付き合えることもあると言われています。とても長生きなので、お迎えは終生飼育の覚悟をもって考えてあげてください。

Q6. カメレオンと一緒の部屋で飼えますか?

種類がまったく違うので、生体同士を同じケージや水槽で同居させるのはNGです。お部屋に水槽(ナガクビガメ)とケージ(カメレオン)を別々に置いて、それぞれの環境で飼う形になります。必要な設備も大きく異なるので、スペースには余裕をもって。

Q7. 冬の寒さ対策はどうすればいいですか?

熱帯〜亜熱帯出身で低水温が苦手と言われています。冬場は熱帯魚用の水中ヒーターで25〜28℃前後を保ちましょう。水量に合ったワット数を選び、やけど防止のカバーを付けてあげると安心です。

Q8. あまり陸に上がらないのにバスキングライトは必要ですか?

ナガクビガメは積極的には甲羅干しをしないとも言われますが、紫外線入りのバスキングライトと乾いた陸地は用意しておくのがおすすめです。いつでも体を乾かせる環境が、皮膚病や甲羅トラブルの予防につながると考えられています。

まとめ|長い首に魅せられたら、水と覚悟を準備しよう

今回は、甲羅の1.5倍もの長い首が魅力のジーベンロックナガクビガメについて、特徴・生態から飼育環境・餌・健康管理・終生飼育の責任まで、私の見聞をもとにご紹介しました。最後にポイントをおさらいしておきましょう。

ポイント:「広い水量・強力なろ過・25〜28℃の水温」がこの子と長く付き合う三本柱

首をしまえないほど長い首をもつ曲頸類で、完全水棲・肉食・よく泳ぐ。樹上で暮らすカメレオンのぺぺ君とはまさに正反対のライフスタイルですが、「離れた獲物を一瞬で捕らえる」という共通点があるのも面白いところでしたね。最大30cm級・寿命20〜30年という長いお付き合いになるので、迎える前には設備・スペース・コスト・そして最後まで飼いきる覚悟をしっかり整えてあげてください。

水質を保ち、毎日の給餌タイムを健康チェックの機会にして、長い首をくねらせて泳ぐ姿を末永く楽しんでいただけたら嬉しいです。合法的に流通している元気な個体を、信頼できるお店からお迎えしてくださいね🌱

今回も最後までお読みいただきありがとうございました🦎
あなたの素敵な爬虫類ライフの一助になれたら嬉しいです🌱

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