皆様おはこんばんにちは🦎カメレオン暮らしのあおいです。
爬虫類を飼っていると、ふと気づくことがありませんか?「なんだか部屋の空気が、ちょっと埃っぽい気がする」「ケージの近くを通ると、独特のにおいがする」「掃除の後、しばらくくしゃみが止まらない」――こうした空気にまつわる悩みは、爬虫類飼育者の多くが一度はぶつかる壁です。床材の粉塵、糞尿のアンモニア臭、餌昆虫の独特なにおい、そして見えないところで舞っているハウスダストやアレルゲン。これらは飼い主の健康だけでなく、繊細な爬虫類自身の呼吸器にも影響を与えかねません。
本記事では、爬虫類飼育部屋の空気環境を整えるための空気清浄機・換気の完全ガイドとして、ホコリ・脱臭・サーキュレーター・アレルギー対策までを徹底的に解説していきます。HEPAフィルターの選び方、サーキュレーターと換気扇の使い分け、サルモネラ感染を防ぐ衛生管理、運用コスト、そして消臭剤の安全な使い分けまで――この一本で、あなたの飼育部屋の空気は確実に変わります🌱
📝 この記事でわかること
- 爬虫類飼育部屋で発生する4大空気トラブル(ホコリ・粉塵・アンモニア・サルモネラ)の正体
- HEPAフィルター・脱臭フィルター・適用畳数で選ぶ空気清浄機のポイント
- サーキュレーターと換気扇の役割分担と最適な配置方法
- 飼い主のアレルギー対策(マスク・手袋・掃除の段取り)
- 用途別おすすめ機種と月々の運用コスト・電気代の目安
そもそも爬虫類部屋の空気は、なぜ汚れやすいのか
「ペットの中でも爬虫類は無臭・無音で飼いやすい」――これ自体は概ね事実ですが、空気環境という観点で見ると、爬虫類飼育には独特の課題があります。犬や猫のように毛が舞うわけではないものの、別の方向から空気を汚す要因がいくつも重なっているのです。まずはその正体を知っておきましょう。
床材から舞い上がる粉塵
ヤシガラ・バークチップ・赤玉土・ウォールナッツサンドなど、爬虫類飼育で使う床材の多くは、想像以上に細かい粉塵を発生させています。新しい床材を袋から出した瞬間、霧吹きで湿らせる前、ケージ清掃で床材をかき混ぜたとき――これらの場面では、目に見えるレベルの細かい粒子が空気中に舞います。さらに、見えない微細粒子(PM2.5サイズ)も同時に発生していて、これが部屋全体に滞留してしまうのです。
特にカルシウムサンド系の床材は、見た目には湿っているように見えても、乾燥すると粉化しやすい傾向があります。砂漠系爬虫類を飼っている方は、床材選びの段階から粉塵対策を意識する必要があります。
糞尿から発生するアンモニア
爬虫類の糞尿は哺乳類に比べれば量が少ないとはいえ、ケージ内で蒸発したアンモニアは確実に室内に拡散します。特に高温多湿の環境を維持するカメレオンや熱帯系トカゲのケージでは、湿気と一緒にアンモニアも揮発しやすく、ケージ前を通ったときに「あれ、ちょっと臭うかも?」と感じる原因になります。
アンモニアは低濃度では人間が嗅ぎ取れないレベルですが、長時間の暴露は呼吸器に刺激を与えます。生体側にとっても同じで、特に小さなケージで多頭飼いをしていると、ケージ内のアンモニア濃度が上がりやすくなります。
餌昆虫まわりの独特なにおい
コオロギ、デュビア、レッドローチ、ミルワーム――生き餌を維持していると、餌昆虫自体のにおいや、彼らの糞、フィードしている野菜の発酵臭などが発生します。コオロギの管理ケースを開けたときの独特なにおい、と言えばわかる方も多いはずです。冷凍ピンクマウスを解凍したときのにおいや、人工飼料の保管中のにおいもまた、空気環境に影響を与えています。
サルモネラ菌などの病原体リスク
爬虫類は健康に見えても、消化管にサルモネラ菌を保有していることが珍しくありません。糞便や床材を扱った手から感染したり、空気中に舞った微細な糞便粒子から吸入したりするリスクが、ゼロではないのです。とくに小さなお子さん、妊婦さん、免疫力の落ちている方が同居している場合は、空気清浄機による粒子除去と手洗いの徹底が、安全な飼育環境の基盤になります。
| 汚染源 | 主な成分 | 健康影響 | 対策の主軸 |
|---|---|---|---|
| 床材粉塵 | 微細粒子(PM2.5〜10) | アレルギー・喘息悪化 | HEPA空気清浄機 |
| 糞尿 | アンモニア・揮発性有機物 | 呼吸器刺激・においストレス | 脱臭フィルター・換気 |
| 餌昆虫 | 独特な有機臭 | 不快感・来客時の気まずさ | 活性炭フィルター |
| 病原体 | サルモネラ等の細菌 | 感染症リスク | HEPA・手洗い・換気 |
空気清浄機の選び方|HEPA・脱臭・適用畳数の3軸で考える
「結局どんな空気清浄機を選べばいいの?」――これが一番の悩みどころですよね。爬虫類部屋に向く空気清浄機には、いくつかの外せないスペックがあります。家電量販店に並んでいる一般家庭向けの空気清浄機の中にも、爬虫類部屋に十分使えるものはたくさんあります。ポイントは「HEPAフィルター・脱臭フィルター・適用畳数」の3つの軸で比べることです。
HEPAフィルターは「真HEPA」を選ぶ
HEPA(High Efficiency Particulate Air)フィルターは、0.3μmの粒子を99.97%以上捕集する性能を持つフィルターのこと。爬虫類部屋で発生する床材粉塵やハウスダストの除去には、このHEPAフィルターが欠かせません。注意したいのは、「HEPAタイプ」「HEPA相当」など曖昧な表記の安価な製品があること。これらは捕集率が劣ることがあるそうなので、可能であれば「真HEPA」「TrueHEPA」「H13・H14グレード」と明記された機種を選ぶと安心です。
HEPAフィルターは消耗品で、目安としては1〜2年ごとの交換が推奨されています。爬虫類部屋のように粉塵が多い環境では、目詰まりが早まる傾向があるので、交換フィルターの値段も購入前にチェックしておきましょう。
脱臭フィルター(活性炭)も必須
アンモニア臭や餌昆虫のにおいに対しては、HEPAだけでは不十分です。活性炭の脱臭フィルターが組み合わされた機種を選びましょう。活性炭はにおいの成分(揮発性有機化合物)を吸着して取り除く役割があります。最近の家庭用空気清浄機では、HEPA+活性炭の組み合わせは標準装備に近いですが、グレードに差があるので、商品スペックで「ペット臭対応」「アンモニア対応」と明記されているものを選ぶと、爬虫類部屋にぴったり合います。
適用畳数は「部屋の広さ×2倍」が目安
適用畳数は、空気清浄機メーカーが「この広さの部屋で1時間に何回空気を循環できるか」を示したものです。たとえば6畳の部屋で爬虫類飼育をしているなら、適用畳数12〜18畳クラスの機種を選ぶと、しっかり空気を循環できます。爬虫類部屋では床材粉塵やにおいの発生量が一般家庭より多めなので、表記の畳数より「ワンランク上」を選ぶのが鉄則です。
| 部屋の広さ | 推奨適用畳数 | 価格帯(実売) | 想定機種クラス |
|---|---|---|---|
| 〜6畳 | 12〜18畳対応 | 8,000〜18,000円 | エントリー機 |
| 8〜10畳 | 20〜25畳対応 | 15,000〜30,000円 | ミドルクラス |
| 12畳〜LDK | 25〜35畳対応 | 25,000〜50,000円 | ハイエンド |
| マルチケージ専用部屋 | 30畳以上対応 | 35,000〜70,000円 | 業務用クラス |
イオン・プラズマ系機能は「あって便利、なくてもOK」
シャープのプラズマクラスター、パナソニックのナノイーといった付加機能は、消臭やウイルス対策で一定の効果があるとされています。ただし爬虫類への影響については研究データが少ないので、過度に期待せず、あくまで「あれば便利」程度に考えるのが無難です。爬虫類のケージから少し距離をとった位置に空気清浄機を置けば、こうした付加機能による生体への影響は実用上ほぼ気にしなくて済むはずです。
サーキュレーターを併用すると、空気清浄機の効果が劇的に上がる
空気清浄機を買って満足してしまう方が多いのですが、サーキュレーターとの併用で空気の循環効率は何倍にも上がります。部屋の空気というのは、何もしないと驚くほど「滞留」しているもの。空気清浄機の周りだけきれいになって、部屋の隅では埃が滞っている――こんな状況を防ぐのが、サーキュレーターの役割です。
サーキュレーターは「空気をかき混ぜる役」
扇風機と違って、サーキュレーターは直進性のある気流を作る家電です。これを天井や壁に向けて回すと、部屋全体の空気がゆっくり循環してくれます。爬虫類部屋では、ケージの周りで発生したホコリやにおいを部屋全体に拡散させ、空気清浄機の吸気口まで運ぶことで、清浄機の処理量を最大化できるわけです。
配置のコツ|空気清浄機と「対角線上」に置く
サーキュレーターの最適な置き場所は、空気清浄機から見て対角線上。サーキュレーターを天井方向に向けて回し、部屋の空気が「サーキュレーター → 天井 → 反対側の壁 → 床 → 空気清浄機」と大きな円を描いて循環するように配置すると、効率がぐっと上がります。冷気・暖気の偏りも解消され、結果的にエアコンの省エネにもつながるので、一石二鳥です🌱
サーキュレーターをケージに直接向けるのはNG
注意したいのは、サーキュレーターの風を直接ケージに当てないこと。湿度が一気に下がる、生体が体温を奪われる、葉が乾燥して見栄えが悪くなる――いいことが一つもありません。あくまで「部屋全体の空気の循環」を目的に、生体から離れた場所で天井方向に風を送りましょう。
DCモーター搭載モデルが静音・省エネで爬虫類部屋向き
サーキュレーターには昔ながらのACモーターと、新しいDCモーターの2種類があります。DCモーター搭載モデルは、静音性・省エネ性・微風モードのすべてで上回ります。爬虫類部屋では夜間も静かに回し続けたい場面が多いので、初期投資は少し高くてもDCモデルを選んだ方が結果的に満足度が高いはずです。
換気扇・窓開け換気の正しい使い方
空気清浄機とサーキュレーターをいくら回しても、古い空気を外に出し、新しい空気を取り込む「換気」だけは別軸の対策として必要です。アンモニアや二酸化炭素は、空気清浄機では完全には除去できないので、定期的に外気と入れ替えることが重要になります。
1日2〜3回、5分の窓開け換気が基本
もっとも手軽で効果的なのが、窓を開けた自然換気です。5〜10分、対角線上の窓を2か所開けて空気を通すのが最も効率がいい換気方法。1日2〜3回を目安に行えば、室内の二酸化炭素やアンモニア濃度をリセットできます。ただし、外気温が極端な冬・夏は、生体への温度ショックを防ぐためにケージ周りに簡易の風除けを置くか、短時間の窓開けにとどめる工夫が必要です。
24時間換気システムを活かす
2003年以降に建てられた住宅には、24時間換気システムが義務付けられています。給気口と排気口がきちんと開いているか、フィルターが詰まっていないかを定期的にチェックしましょう。爬虫類部屋ではこのフィルターが特に汚れやすいので、3〜6か月に一度の清掃・交換がおすすめです。
窓用換気扇という選択肢
マンションなどで換気扇が浴室・キッチンにしかない場合、爬虫類部屋に窓用換気扇を後付けするのも選択肢です。3,000〜10,000円程度で取り付けでき、タイマーで自動運転できる機種なら、夜間や留守中も計画的に換気できます。湿度の高いカメレオン・ヤドクガエル系の飼育部屋には特に有効です。
飼い主自身のアレルギー対策|マスク・手袋・掃除の段取り
意外と見落とされがちなのが、飼い主自身のアレルギー・感染対策。爬虫類飼育を長く続けていると、知らないうちに床材粉塵やフンの粒子を吸い込み、軽い喘息やアレルギー症状が出る方も少なくないようです。空気清浄機で空気をきれいにするだけでなく、汚染が最も発生する「ケージ清掃時」の対策も同じくらい重要です。
清掃時はN95マスク or 不織布マスクを着用
床材を交換するとき、ケージの隅を拭くときは、必ずマスクを着用しましょう。普段使いの不織布マスクでも十分効果がありますが、本格的に粉塵を防ぎたいならN95規格のマスクがおすすめ。一枚100〜300円程度で、繰り返し使えるタイプもあります。
手袋着用と手洗いの徹底
サルモネラ感染対策の基本は「素手で触れない・触れたあとは石鹸で30秒以上手を洗う」。小さなお子さんが同居している家庭では特に注意で、子どもにケージ内のものを触らせる前後は必ず手洗いを徹底しましょう。使い捨ての二トリル手袋を1箱常備しておくと、清掃のたびに気軽に使えて衛生的です。
掃除は「乾→湿→消毒」の順で
ケージ清掃の理想的な手順は次の通り:
ポイント:「いきなり水拭きはNG。乾いた状態で粉塵を取ってから、湿らせる」
- 乾燥状態でゴミ・床材を回収(粉塵が舞いやすいので、ゆっくり丁寧に)
- 掃除機で残った微細粒子を吸い取る(できればHEPAフィルター搭載の掃除機)
- 濡れ雑巾でケージ内を拭く(湿らせると粉塵の再飛散を防げる)
- 爬虫類用消毒剤で除菌(生体には無毒なものを選ぶ)
- 完全に乾燥させてから生体を戻す
この順番を守るだけで、空気中に舞う粉塵量がかなり減るそうです。最初に水拭きをしてしまうと、湿気を吸ったフンがケージ内で広がってしまうので、必ず「乾燥状態で粒子回収」を先にやるのがコツです。
おすすめ機種|部屋の規模・予算別ピックアップ
「で、結局どれを買えばいいの?」というご質問にお答えするべく、規模・予算別におすすめの組み合わせを紹介します。空気清浄機・サーキュレーター・換気の3点セットを意識して選んでください。
小規模(6畳・1ケージ)|エントリープラン
カメレオン1匹、レオパ1匹といった小規模飼育なら、コンパクトな空気清浄機で十分対応できます。SHARPやアイリスオーヤマ、Levoit(レボイト)などのエントリー機が10,000円前後で買え、サーキュレーターも3,000〜5,000円程度。合計15,000〜20,000円で空気環境がガラッと変わるはずです。
中規模(8〜10畳・複数ケージ)|ミドルプラン
複数のケージを並べた爬虫類ルームなら、ダイキン・パナソニック・シャープのミドルクラス(適用畳数25畳前後)がおすすめ。25,000〜40,000円程度の投資で、においも粉塵もきっちりコントロールできるレベルになります。サーキュレーターもDCモーター搭載の中位機種(6,000〜10,000円)を選ぶと、夜間の静音性も両立できます。
大規模(専用部屋・10ケージ以上)|ハイエンドプラン
本格的なブリーディングを行っている方や、爬虫類専用部屋を持っている方は、業務用クラスの空気清浄機(適用畳数30畳以上、50,000〜80,000円)が安心です。さらに窓用換気扇との併用、24時間換気システムのフィルター強化、HEPAフィルター搭載の掃除機――ここまで揃えると、空気環境はまさに「動物園レベル」になります。
| 規模 | 空気清浄機 | サーキュレーター | 合計予算 |
|---|---|---|---|
| 小規模 | エントリー(10,000円) | 小型AC(3,000円) | 15,000〜20,000円 |
| 中規模 | ミドル(25,000円) | DCタイプ(8,000円) | 35,000〜45,000円 |
| 大規模 | ハイエンド(50,000円) | 大型DC(15,000円)+ 換気扇 | 70,000〜100,000円 |
運用コスト|電気代・フィルター交換費用
初期投資だけでなく、継続的な運用コストも見逃せません。空気清浄機もサーキュレーターも、毎日連続運転を前提にすると意外と電気代がかかります。事前にコストを見積もっておきましょう。
電気代の目安
最近の家庭用空気清浄機は省エネ性能が高く、1か月24時間連続運転でも100〜300円程度に収まる機種が増えています。サーキュレーターも、DCモーターの弱モードなら月50〜100円。爬虫類飼育で必要な保温器具やライトの電気代に比べれば、空気清浄機・サーキュレーターの電気代はごくわずかと言ってよいでしょう。
フィルター交換費用
HEPAフィルター・脱臭フィルターの交換費用は機種によって幅がありますが、年間3,000〜6,000円程度が目安。爬虫類部屋のように粉塵が多い環境では、メーカー表記の交換時期より早めの交換が結果的に効率的です。フィルターが目詰まりすると、本体のモーターに負担がかかって電気代も上がってしまうので、惜しまずに交換しましょう。
| 項目 | 月額目安 | 年額目安 |
|---|---|---|
| 空気清浄機の電気代(24時間運転) | 100〜300円 | 1,200〜3,600円 |
| サーキュレーターの電気代(弱運転) | 50〜150円 | 600〜1,800円 |
| HEPAフィルター交換 | − | 3,000〜6,000円 |
| 脱臭フィルター交換 | − | 2,000〜4,000円 |
| 合計 | 150〜450円 | 6,800〜15,400円 |
消臭剤・脱臭剤の使い分けと注意点
空気清浄機・換気・サーキュレーターの3本柱に加えて、局所的に消臭剤を併用することで、においの問題はかなり解消できます。ただし爬虫類部屋では、市販の消臭剤を何でも使えるわけではありません。生体への安全性をしっかり考えて選びましょう。
OKなもの|無香性・天然由来
爬虫類部屋でおすすめなのは、無香タイプの脱臭剤。活性炭・ゼオライト・竹炭などの吸着系消臭剤は、化学物質を発散しないので生体に安全です。「消臭ビーズ」「炭ボックス」などのアイテムを、ケージから30cm以上離した場所に置くと、空気中のにおい成分をジワジワ吸収してくれます。価格も1,000〜3,000円程度で手頃です。
NGなもの|芳香剤・アロマ・精油
芳香剤・アロマディフューザー・精油(エッセンシャルオイル)は爬虫類部屋では絶対NG。これらが発散する揮発性成分は、爬虫類の繊細な呼吸器に深刻なダメージを与える可能性があるそうです。とくにティーツリー・ユーカリ・ミント系の精油は、爬虫類だけでなく小動物全般に有害とされていて、長期暴露で重篤な健康障害を起こす事例も報告されているとか。
「香りで誤魔化す」のではなく、「においの元を絶ち、空気で薄める」――これが爬虫類部屋の正解です。
ケージ内の消臭|ペットシーツ・活性炭シート
ケージ内の床材の下に薄い活性炭シートを敷いておくと、糞尿のにおいを根元から抑えられます。ペットシーツ系の床材を使っている方なら、消臭機能付きのシーツを選ぶだけでもかなり効果がありますよ。
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空気環境改善におすすめのアイテム3選
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① HEPA+活性炭フィルター搭載空気清浄機
床材粉塵・アンモニア臭・PM2.5を一台で対応。8〜25畳対応のミドルクラスが爬虫類部屋に最適です。
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② DCモーター搭載サーキュレーター
静音・省エネで24時間連続稼働でも安心。空気清浄機と組み合わせて部屋全体の循環を作ります。
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③ 無香タイプの活性炭脱臭剤
芳香剤NGの爬虫類部屋に最適。化学物質を発散せず、においの元を吸着して取り除きます。
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よくある質問(FAQ)
Q1. 空気清浄機はケージのすぐ横に置いてもいいですか?
ケージから50cm〜1m程度は離すのがおすすめです。空気清浄機の吸排気の風が直接ケージに当たると、ケージ内の温度・湿度が想定外に変動してしまいます。また、ケージのすぐ横だと、粉塵が集中して空気清浄機に集まりすぎて、フィルターの寿命が短くなる傾向もあるそうです。部屋の隅、もしくはケージから少し離した位置がベストポジションです。
Q2. 24時間連続運転しても大丈夫ですか?
はい、現代の空気清浄機は24時間連続運転を前提に設計されています。むしろ間欠運転より連続運転の方が、空気質を一定に保てるのでおすすめです。電気代も最近の機種は省エネ性能が高く、月100〜300円程度に収まる機種が多いので、安心して連続運転してください。
Q3. 爬虫類が空気清浄機の音にストレスを感じることはありますか?
静音モードや弱モードで運転していれば、ほとんどの爬虫類はすぐに慣れるそうです。最初の数日は警戒する個体もいるかもしれませんが、爬虫類は環境音への順応が早い傾向があります。我が家のぺぺ君も導入から数日で完全に気にしなくなりましたよ。心配な方は、最初は弱モードでスタートして徐々に通常運転に切り替えるとスムーズです。
Q4. プラズマクラスター・ナノイーは爬虫類に悪影響はありませんか?
現時点で爬虫類に対する悪影響を示す明確な研究データはないようです。ただし長期的な研究も限られているので、心配な方はこうした付加機能を「切れる」機種を選び、生体から十分な距離を取って運用するのが安心です。HEPAフィルター+活性炭の基本性能だけでも、爬虫類部屋の空気改善には十分な効果が期待できます。
Q5. 換気扇を24時間回しっぱなしにすると、湿度が下がりすぎませんか?
カメレオンやヤドクガエルなど高湿度を要求する種を飼っている場合、換気扇の連続運転は湿度低下を招くことがあります。タイマー設定で「1時間に10分」など断続運転にするか、霧吹きの頻度を上げる、ケージに加湿器を追加するなどで湿度を補ってください。爬虫類部屋の換気は「空気の入れ替え」と「湿度の維持」のバランスが大切です。
Q6. 空気清浄機のフィルターはどのくらいで交換すればいいですか?
メーカー表記の交換時期(HEPAは1〜2年、脱臭は1〜3年)が目安ですが、爬虫類部屋では粉塵量が多いので、表記より早めの交換が結果的に効率的です。フィルターを取り出して目視で「真っ黒に汚れている」「目詰まりしている」と感じたら交換のタイミングと判断していいでしょう。HEPAフィルターは水洗いNGの機種が多いので、必ず取扱説明書を確認してください。
Q7. 賃貸でも換気扇を取り付けられますか?
窓用換気扇なら、賃貸でも工事不要で取り付けできるタイプがあります。窓枠に挟んで固定するだけのモデルなら、退去時にも原状回復が簡単です。ただし窓の規格によっては取り付けできない場合もあるので、購入前に窓の幅・高さを必ず確認しましょう。心配な方は管理会社・大家さんに一言相談しておくのが無難です。
Q8. 子どもがいる家庭での空気環境対策で特に気をつけることは?
サルモネラ感染対策が最優先です。爬虫類のケージ周りや、ケージ清掃に使った道具に子どもを触らせないようにすること、触れた後は必ず手洗いを徹底することが基本です。空気清浄機はHEPAフィルター搭載のものを選び、ケージのある部屋と子どもの寝室を別にする、ケージ清掃時は子どもを別室に移動させる――こうした基本動作の積み重ねが、安全な共生環境を作ります。
まとめ
爬虫類飼育部屋の空気環境は、飼い主の健康と生体の健康、その両方を支える土台です。空気清浄機(HEPA+活性炭)、サーキュレーター(DCモーター推奨)、換気(窓開け+24時間換気+窓用換気扇)――この3点セットを揃えることで、床材粉塵・アンモニア・餌昆虫のにおい・サルモネラ粒子といった爬虫類部屋特有の汚染源にしっかり対処できます。
また、清掃時のマスク・手袋着用、無香タイプの活性炭脱臭剤の活用、芳香剤・精油の徹底回避といった基本ルールを守ることで、長期的にも安心して飼育を続けられる空気環境が整います。年間1万円程度の運用コストで、自分とパートナー、そして大切な生体の呼吸器を守れるなら、これほどコスパの良い投資はないはずです。
「最近、なんだか部屋がにおう気がする」「掃除後にくしゃみが出る」と感じたら、それは空気環境からのサインかもしれません。今日から少しずつでも、できる対策を取り入れていきましょう🌱
今回も最後までお読みいただきありがとうございました🦎
あなたの素敵な爬虫類ライフの一助になれたら嬉しいです🌱

















